ダイエット中毒の支配から逃れるためにこそ‼
始めているだろうか? “食べなかったことにするサプリ・ダイエット”。カロリミットに代表されるカロリーカットものである。正直このジャンルには露骨な賛否両論があって、全否定する人も少なくないが、一方で過去にこれほど成功したダイエットサプリはないのだろうと思うほど、リピートする人が多い市場なのだ。
まず否定する人は「これを飲めば痩せる」と思っている人。でも痩せるためのサプリじゃなく、食べたもののカロリーを抑え、食べても太りにくくするサプリ。確かに“太らなくなった”という声は多くあるが、一体どのくらい違うのか? については少々曖昧で、“全く食べなかったこと”にするものではもちろんない。ただ悪しきダイエット中毒から救ってくれるのは確か。
ダイエットもひとつの病気……そう思うことがある。生活自体がダイエットに支配されてしまうから。ともかく3食全て“太らないための食事”となるから、常に満足感はなく、空腹感がまとわりつく上に“間食”も我慢しなきゃという意識がずっとつきまとう。だから気がつけば、一日中ダイエットのことで頭がいっぱい……となりがちなのだ。ましてや、ディナーに誘われても気乗りしない。行っても楽しくないと思うまでに、ダイエットは人を支配する。それはまさにダイエット中毒という病気。
その支配を一瞬で解いてくれるのがこれなのだ。毎食心おきなく食べられる。間食だって喜んでできてしまう。それはもう人生が変わるほどの解放感。たとえ体重は減らずとも、食べても太らないだけで夢のよう。毎日が楽しくなる。一説に、ケーキのカロリーが約半分に減るともされる。でも一方で、それがないと何も食べられないというほど依存する人も増えている。
ちなみに、カロリミットはイザとなれば“毎食ごとに摂ってもいい”もので、年齢による代謝の低下に働きかけるなら、大人のカロリミット。これは1日1回ながら“毎日続けること”が大切という。どちらも糖分カットのギムネマや桑の葉エキスを主体とし、“大人の~”は代謝を高めるブラックジンジャーを配合し、なるほどの内容。「これなしには何も食べられない」より、「気にもしながらコワゴワ食べる」より、はるかにましだ。
2016.06.05(日)
文=齋藤 薫
撮影=吉澤康夫