OMOレンジャーと行く「京町らんまんさんぽ」で街に溶け込む楽しさを実感。 京都の経済発展の礎を築いた高瀬川。川が紡いできた時の流れに沿ってタイムトラベル! スタート地点の「一之船入」には、伏見の酒樽を積んだ高瀬舟(復元)が展示されている。 高瀬川沿いにある、京都五花街のひとつ先斗町(ぽんとちょう)。千鳥の紋章が目印。 角倉了以の胸像前で、小道具を片手に話す八十田さん。高瀬川の開削はツルハシなどを使い人力で行われた。 東海道五十三次の西の起点、三条大橋のたもとにある弥次さん喜多さんの石像。 三条大橋から眺める鴨川。夏の風物詩「鴨川納涼床」の営業も始まっている。 三条大橋の擬宝珠(ぎぼし)に刻まれた刀傷のような跡は、池田屋事件の乱闘で刻まれたものという説も。 三条大橋のたもとにある「本家船はしや」は明治創業。たくさんの豆菓子やおかきが並ぶ。 7代目おかみの内藤幸子さん。道具の使い方も丁寧に教えてくれる。 洗剤がなかった時代から、台所で活躍してきた棒状のたわし。 デスクまわりなどを掃くのに便利なハンディサイズの箒もいろいろ。 こんな小さなストラップのたわしも、職人さんの手作り! 京都の伝統工芸技術による仏具・仏像・寺院荘厳を製作、販売する「吉田源之丞老舗」。 「みすやの暖簾をくぐると針がようなる」といわれるほど、針の選別に定評がある「三條本家みすや針」。 携帯用裁縫セット「御ぬい針」。桐箱の蓋裏が針山になっているなど機能的かつ愛らしいつくり。 「大西京扇堂」で、暑い夏を優雅に過ごすための扇子を選んでみては? お土産にも最適な「にほひ袋」。秋篠宮妃紀子さま(当時)もお買い求めになったとか。 石黒香舗のにほひ袋に入れる香りは、並香、特製香、極品香(ジャ香入り)、白檀香の4種類。 風呂敷専門店、むす美の壁面を飾るウォールパレットから、お気に入りの一枚を見つけよう。 風呂敷包み教室は毎日、ワークショップは月4回開催(各日時は店舗に要確認)。 エントランスから続くパブリックスペース「OMOベース」で情報収集を。 渾身のご近所マップには、京都ビギナーはもちろん、リピーターにも役立つリアルタイムの情報が満載。 朝食時間に登場するフレーバーウォーターは、寝起きの水分補給に最適。 「OMOrning(おもーにんぐ)リゾット」は全5種類。写真は生湯葉と漬物の京都らしい味わい。 ピザトーストにサラダ、ヨーグルト、スープを組み合わせればパワーブランチにも。 ほどよく溶けたアイスクリームがフレンチトーストにしみて美味。 和菓子好きにうれしい「抹茶サービス」。写真は先斗町「駿河屋」の和三盆千鳥。 団らんテーブルのあるスーペリアルームは、3人まで利用可能。 食の専門店が立ち並ぶ錦市場。ここでしか手に入らない希少なものも多い。 この店でしか買えない希少な日本酒も多数。「今が旬のお酒を、お客さんの要望に沿ってアジャストするのが、腕の見せどころ」と、藤井さん。 奥もあれば裏もある? ひと筋縄ではいかない老舗ほど、通う楽しみがある。 歴史ある町家で、京野菜をふんだんに使った中国料理のランチを。 この日の前菜は、蒸し鶏のねぎソース、くらげの黒酢ジュレ、ホタテの白味噌和え。 エビとアスパラ、そら豆の青じそ炒めは、優しい味付けで素材の香りや食感が際立つ。 なすと豚肉の中国風味噌煮込みにも、フレッシュな野菜がたっぷりと添えられる。 蟹入りの酸辣湯。蒸し暑いこの時期に爽やかな酸味のスープはうれしい。 夜は、鴨川に向かう路地の奥まったところに建つ豆腐専門店「豆水楼」へ。 やわらかな口当たりとともに大豆の旨みや甘みを感じる冷やしおぼろ豆腐。おかわり自由。 とろっと甘い汲み上げ湯葉のお造りと、ぷりぷりの刺身こんにゃく。 もち麩、蓬麩の田楽に、豆腐チーズや、しそらっきょうを添えて。 天ぷらは、新玉ねぎ、ごぼう、新しょうがなど旬のもの。