ハードルを下げる薬膳習慣と、視点を変えて広がる毎日
――作品をきっかけに、普段の食生活も変わりましたか。
そうですね。これまでは、薬膳と聞くだけで「ハードルが高い」「高級な食材が必要」と勝手に思い込んで敬遠していましたが、このドラマで特別な食材や凝った料理でなくても、日々の食事の中で身体を気遣うことができるのだと知り、食生活にも取り入れるようになりました。
――具体的に、どんなお料理を作っているのですか。
撮影でいただいたニラ炒めに黒ごまをかけたお料理は、よく作っています。簡単にできて満足感もあるので、撮影が続いて疲れている時などにサッと作って食べています。
おなじく前作に登場した鶏団子スープもよく作ります。時間のある時にまとめて作り置きしておくと、疲れて帰宅した後でもすぐ食べられるので、重宝しています。
――食事以外でも、ご自分を労る時間はお持ちですか?
一人旅が好きなので、行きたい場所のリストをつくり、時間ができた時に一つずつ訪れています。私にとっては、自分へのご褒美のような時間です。
――この作品を通してあらためて気づいたことはありますか。
さとこの弱さを否定せず、無理に前を向かせようともしない。その距離感が、このドラマの魅力だと思います。今回再びさとこを演じながら、視点をほんの少し変えるだけで、毎日の中に新しい楽しみが見つかるのだと、私自身にも新たな気づきがありました。
鈴さんや司さんの言葉も、思い当たるものがたくさんあります。そうした言葉の数々は、きっと視聴者のみなさんの心に届くと思います。
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桜井ユキ(さくらい・ゆき)
1987年、福岡県出身。主な出演作に、映画『桜のような僕の恋人』『イチケイのカラス』『君は放課後インソムニア』、ドラマ『真犯人フラグ』『ホスト相続しちゃいました』『ジャンヌの裁き』など。NHKでは、よるドラ『だから私は推しました』、特集ドラマ『満天のゴール』にて主演を務める。連続テレビ小説『虎に翼』では、主人公・寅子と女子部法科で共に学んだ桜川涼子を演じた。
衣装クレジット
ジャケット 419,100円、腰に巻いたシャツ 172,700円、パンツ 939,400円
すべてLOEWE/ロエベ ジャパン クライアントサービス 03-6215-6116
特集ドラマ「しあわせは食べて寝て待て~早春の養生編~」
昨年4月から全9話で放送したNHKのドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」の、第6話と7話の間のエピソードをドラマ化。冬のある日、パート先の唐社長(福士誠治)から地方移住について聞いたさとこは温泉や豊かな自然の力で体調を整える移住生活を夢見るが、断念。「団地での暮らしも好きだけれど、何かに挑戦できる自分でありたかった」と、時折そのことが頭をもたげ、憂うつや弱気に襲われるさとこが、薬膳ごはんや何気ない言葉に、ふと息をつき、優しい気持ちを取り戻していく――。
放送予定 総合テレビ 2026年8月18日(火)夜10時~11時12分
※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定
原作 水凪トリ「しあわせは食べて寝て待て」
脚本 澤井香織
音楽 中島ノブユキ
出演 桜井ユキ、宮沢氷魚、福士誠治、田畑智子、中山雄斗、奥山 葵、西山 潤、土居志央梨、加賀まりこ 他
演出 中野亮平
制作統括 小松昌代(NHKエンタープライズ)、石澤かおる(NHK)
