書籍化やドラマ化など、今や令和ホラーコンテンツの最前線としてその知名度を高めてきた、生配信サービス「TwitCasting」の怪談語りチャンネル「禍話(まがばなし)」。この夏、6日連続で公開した珠玉の実話怪談をダイジェスト記事でお届け。


 「一回謝りに行こうかと思ってんだわ」――怖いもの知らずの不良が、山奥の“石の塚”を踏みつけた過去を打ち明けた。その告白の後に待ち受けていたのは、代わりに謝罪に向かわされた後輩の、奇妙な体験だった。人気怪談語りチャンネル「禍話(まがばなし)」が届ける、祟りと懺悔の実話怪談を紹介する。

「なんか…俺ちょっとガチで体調悪いかもしれんわ」

 平成の中頃、不良仲間たちが酒を酌み交わす席で、先輩のKさんは山奥の“石碑”にまつわる過去を語り始めた。神社の鳥居に小便をかけた武勇伝、お供えの大福を食べて腹を壊した話――そんな不謹慎な自慢が飛び交う席での告白だった。

 しかし笑い話では済まなかった。Kさんはその後、後輩のIさんを連れて問題の展望台近くへ向かうことになる。謝罪のためにコンビニで線香とワンカップを買い込み、現地に到着したそのとき、運転席のKさんが言った。

「無理かもしれねぇ……マジでわりぃんだけどさ、I、お前行ってきてくれねぇか。あそこ抜けてしばらく行くと背の高い草見えてくるから。すぐそこだから」

 あれだけ豪胆な振る舞いを見せてきた先輩が、眉間にしわを寄せ、両肩をさすりながら俯いていた。Iさんは自分の臆病さと、何より褒めそやしてきたKさん自身の臆病さに苛立ちを覚えながらも、「……わかりました」と一言答えるしかなかった。

 石碑の前で何が起きたのか。残されていた“懺悔のメモ”とは何を意味するのか。そして不運の連鎖は今も続いているのか――本編では、Iさんが目にした光景の詳細が語られている。

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本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

» 前篇:「一回謝りに行こうかと思ってんだわ」…不良の先輩が語った山奥の“石碑”を踏みつけた過去と、今も続く忌まわしき“不運の連鎖”
» 後篇:「なんで俺なんすか?」先輩に代わって謝りに行かされた後輩が見た、山奥の“石碑”の正体と“残された懺悔のメモ”