ないものを欲して悩むのではなく、自分の個性と努力で戦う
トップアスリートのようなクリアで論理的なメンタリティは、大ファンであることを公言しているNBAの大スターたちから受けた影響が大きい。
「僕の好きなコービー·ブライアントは、『1000回練習したことの1001回目を本番でやっているだけ』と語るくらい練習バカだった人。言っていることがシンプルすぎて、逆に重たいですよね。
俳優の仕事に当てはめると、事前の準備が極めて大事だということ。本番前にあらゆるパターンを想定して徹底的に準備するようにしています。アドリブだって偶然生まれるわけじゃなく、準備の土台があるからこそ瞬発的にできる。本番に向けたプロセスの大切さはコービーから学びました」
歴代最高のシューターと言われるステフィン·カリーも、尊敬する人物。
「バスケ選手として決して恵まれた体型ではありませんが、身体能力オバケが集まるNBAの中で、シュート技術を磨いてトップまで上り詰めた人です。高校時代に泣きながらシュート練習をしていたエピソードがあるのですが、その姿勢はやっぱり憧れます。
僕は声がハスキーだけど、努力で変えられるわけではありません。ないものを欲して悩むのではなく、自分の個性と努力で戦うカリーの考え方は、僕らにもきっと真似できると思います」
※2025年3月の取材時点の情報です。
萩原利久(はぎわら・りく)
1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。ドラマ『美しい彼』シリーズ、『リラの花咲くけものみち』、映画『世界征服やめた』、『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』などに出演。冠バラエティ番組『萩原利久のwkwkはぎわランド』(フジテレビ)が放送中。
映画『花緑青が明ける日に』
町の再開発により立ち退きを迫られている帯刀煙火店。帯刀敬太郎(声:萩原利久)は4年間そこに立てこもり、蒸発した父に代わって幻の花火作りに没頭していた。日本画家·四宮義俊の初の長編アニメーション監督作。
出演:萩原利久、古川琴音
原作・脚本・監督:四宮義俊
製作:A NEW DAWN Film Partners
制作:アスミック・エース/スタジオアウトリガー/Miyu Productions
配給:アスミック・エース
2026年3月6日(金)全国公開
https://hanaroku.asmik-ace.co.jp/
衣装クレジット
ジャケット 59,400円、パンツ 46,200円/ともにアルテリア(イーライト)、シャツ 39,000円/ロード スコフ(バウ インク)、 その他スタイリスト私物
CREA 2025年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
