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12月に入り、街はいよいよホリデーシーズン。クリスマスソングが流れ、イルミネーションが煌く様子に心ときめきます。
高級ホテルは、普段から一歩入ると別世界気分を感じさせてくれる場所。華やかな気分を思いっきり味わってほしい! と、たくさん訪れるゲストのために趣向を凝らしたツリーでお出迎えの準備が万端です。
ぜひ、写真からも特別で厳かな気分を味わってくださいね。
◆東京エディション虎ノ門、東京エディション銀座
![左:東京エディション虎ノ門の「木漏れ日」、右:東京エディション銀座の「木組み」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/7/1280wm/img_a747f1a5f1c6dc29d6d0d0d28a3639e81146964.jpg)
「東京エディション虎ノ門」と、2024年に開業した「東京エディション銀座」。2つのブランドに、木だけで構成されたなんともスタイリッシュなクリスマスツリーがお目見えしました。
こちらは両ホテルのデザインを手がけた、建築家・隈研吾氏によるもの。建物に調和した佇まいの美しさにも深く頷けます。制作はカリモク家具で、両者の想いが込められたツリーが完成しました。
使う木材は、複数の樹種を使うことで森の循環や育成に貢献し、ツリーは展示後、隈研吾氏のデザイン、カリモク家具の制作によって家具として生まれ変わり、“永遠を生きる”ツリーとなります。
豊かな森の木漏れ日を思わせる虎ノ門のツリー
![「木漏れ日」。展示場所は「東京エディション虎ノ門」31F Lobby Bar。展示期間は~12月26日(木)。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/e/1280wm/img_5e32b321071a5fd5c2450dd0a9ab479824602669.jpg)
そもそも森のように緑が豊かな「東京エディション虎ノ門」のロビーに展示されたのは、「木漏れ日」と名付けられたツリー。小径木や曲のある木材など、低利用・未利用になりがちな木材を使い、円形のパーツを作って組み合わせています。
![円形パーツをシンプルに組み合わせているのが分かる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/c/1280wm/img_2c7af6dc07be4c23701a432c472c7b7228397267.jpg)
![「KOMOREBI TABLE」として生まれ変わる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/6/1280wm/img_e6d7ff20ee12fa3a9bdd94d6a2b5a1d0530287.jpg)
2024.12.14(土)
文=CREA編集部