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◆【ターとアグ】

Instagram:naomi

@n.hawnyan

 「静かに食べられる猫」というインパクトのあるコピーと写真で、瞬く間に人気者になったターコロとアグ。

 飼い主のnaomiさんが沖縄の離島から帰郷する際、野犬たちと暮らしていた野良猫のターコロを保護し、寂しくないように保護犬のアグを迎え入れた。

 穏やかで何をしても怒らないターコロと、当時は仔犬でお転婆だったアグは、出会ったその日に打ち解けてすぐ親友に。

 アグがターコロの頭をパクリとくわえるのは愛情表現の一つだが、ターコロのおしゃべりを止めたいときにも、「静かに」と言わんばかりにくわえるそう。

2024.07.07(日)
文=田辺千菊(Choki!)

CREA 2024年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

猫のいる毎日は。

CREA 2024年夏号

猫のいる毎日は。

定価950円

人生に大切なことを猫は全部知っています。過去や未来ではなく、いまを生きること。必要なときに食べ、好きなときに眠ること。人に気を使いすぎないこと――。そう、猫は最高! それにしても、私たちはなぜこんなにも、この不思議な生き物に魅了されてしまうのでしょうか。1998年に日本の女性誌ではじめて「猫」を特集し、パイオニアだったCREAが、終わらない猫ブームが続くいま、12年ぶりに、猫と人との幸せな関係を紐解きます。