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ルームシェアのメリット=「毎日楽しくて寂しくない!」

――部屋の分け方で喧嘩にならなかったんですか?

kame ならなかったですね。ぼっちゃんがテレビっ子だから、テレビ線のある部屋が必然的にぼっちゃんの部屋に決まりました。

――物件が決まるまで苦労したという描写がありました(上巻vol.2)。何が一番大変でしたか?

kame 素敵な物件があっても、「友達同士だと騒ぐから」と断られたことですね。それに「どちらかが結婚したら出ていっちゃうでしょ」と言われて。漫画にも描いたんですけど、騒ぐかどうかは人によるんじゃないのかなって私は思うんです。

 それに、結婚したら出ていくのは、恋人同士も同じで、もっと広い家に引っ越すかもしれないじゃないですか。親族で住むならいいと言われたけど、それも片方が結婚して出ていく可能性があるんですよね。なんで友達同士だけシビアに見られるんだろうって疑問でした。

――ルームシェアを始めて、良かったと思うのはどんな時ですか?

kame 毎日が楽しくて、寂しくないこと。イラストレーターの仕事ってほとんど家で完結するから、人と話す機会が少ないんです。そうすると、食事の時間もばらついてしまって。ぼっちゃんと暮らすようになってから、だいぶ整いました。彼女は接客業の仕事で出勤するから、生活リズムができている人なんです。

2023.06.09(金)
文=ゆきどっぐ
撮影=榎本麻美