休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。

 四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。

 「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2023年、今回は秋田県観光連盟が選ぶ、春の風景をご紹介します。

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◆かたくり群生の郷

 かたくり群生の郷は、国内最大級のかたくりの群生地。春になると、西木町の特産・西明寺栗の栗園では、かたくりが園内を埋め尽くすようにたくさんの花を咲かせる。

 「秋田内陸線八津駅から徒歩5分の場所にある、20ヘクタールもの広大なかたくりの群生地です。

 4月中旬から5月上旬にかけて薄紫の可憐な花が咲き乱れ、一面に紫色のじゅうたんを敷いたような景色が広がります。

 中には大変珍しい純白のかたくりがひっそりと咲いていますので、ぜひ探してみてください」(秋田県観光連盟)

開園日:2023年4月15日(土)~4月30日(日)
開園時間:8:00~16:00

かたくり群生の郷(かたくりぐんせいのさと)

所在地 秋田県仙北市西木町小山田字八津・鎌足
https://katakurikan.jimdo.com/

◆八幡平ドラゴンアイ

 「八幡平山頂付近にある鏡沼(かがみぬま)に現れる新しい観光スポット。

 5月下旬から6月上旬に、雪解け水が大量に沼に流れ込み、浮力で中央部分が盛り上がり、さらに中心部から雪が解け始めることで龍の目が形成されます。

 まだ雪が残る登山道を歩いた先にある、神秘的な光景に感動すること請け合いです」(秋田県観光連盟)

八幡平ドラゴンアイ(はちまんたいドラゴンアイ)

所在地 秋田県仙北市八幡平山頂付近
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/40618

2023.04.01(土)
文=CREA編集部