
気がつけば、この1年で日々の生活スタイルや職場環境などさまざまなことが変わり、暮らし方や生き方を見つめ直している人も多いのでは?
今後へのヒントが得たい。背中を押してほしい。自分のことをもっと知りたい。そんな時に頼りにしたい選択肢のひとつが占いですよね。
であれば、この夏、足を運びたいのが渋谷ヒカリエで開催中の「NAKED URANAI」。
テクノロジーを使って、新たなエンタメや体験を生み出してきたクリエイティブカンパニー、NAKED, INC.が手がける、占いとテクノロジーとアートが融合した、これまでにないタイプの占いイベントです。
占いにどっぷり浸れる魅惑の世界観を創出
実は「NAKED URANAI」の会場には占い師が存在しません。チケットを購入後、NAKED URANAI公式サイトで入力する生年月日や出生地などのデータをもとにさまざまな運勢を占っていきます。

アーティストであり、NAKED, INC.代表の松村亮太郎氏がイベントの原案・総合演出を手がけ、会場全体で「NAKED URANAI」独自の世界観をつくりだしている点もほかの占いイベントとは一線を画しています。

さらには占い師の真木あかり氏が占いを、細川知子氏がフラワーエッセンスを監修しているほか、元NASAコンピュータ・サイエンティストと心理学専門家のチームからなるテクノソフィックスがAI夢診断の技術協力を行っています。
強力な布陣によって、的確な占い結果を導き出してくれるのが「NAKED URANAI」なのです。
では、その世界観、占いの仕組みとはどのようなものなのでしょうか?
心身を整えてから、いざ占いの鑑定へ

会場内に入ると、まずはプロローグとして「KALEIDO JELLYFISH」、「CLEAN JUNGLE」と呼ばれるふたつのエリアを通ります。

クラゲをモチーフにしたアート作品や、天然アロマに満たされたグリーンの生い茂る空間で心を整え、身を清めたあとは、いよいよ占いが体験できる空間へ。
タロットカードが未来を司る

会場では、事前に入力したデータをもとにスマホに表示される個別の専用コードをQRコードリーダーにかざすことで、さまざまな占いが楽しめます。

例えば、タロットカードで占う「TAROT」。「ONE ORACLE」では、1枚のタロットカードを選ぶことで、隠れた欲望や3カ月以内に出会うキーマンなど、今の自分に必要なメッセージを受け取ることができます。
2021.08.09(月)
文・撮影=石川博也