おじいちゃん、おばあちゃんの時代から今に続く歴史あるお菓子。現代生まれなのになぜか懐かしいパッケージのスイーツ。各都道府県のアイコンとなるような愛されお菓子が一堂に!
#09 栃木県
◆下野菓子処 うさぎや「宇都宮銘菓 チャット」

詩人・相田みつを命名のノスタルジー溢れるおやつ
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英語で「おしゃべり」という意味のチャットは、発売から57年を経た今でも、宇都宮市民に愛される地元の銘菓。
詩人・相田みつをが命名し、デザインパッケージも併せて担当しているという点でも珍しく希少なお菓子として知られている。

商品名の通り、楽し気におしゃべりをする小鳥たちが描かれた白と青のパッケージは、発売当初から変わりなく、贈る側も贈られる側も思わず笑顔がこぼれる愛らしさ。
個包装に描かれたイラストでさえ、小鳥たちのさえずりが聞こえてきそうな微笑ましさにキュンとくる。
2021.04.16(金)
文=Five Star Corporation
写真=釜谷洋史