2021年3月13日(土)19:22に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、魚座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

精神世界に心が惹きつけられる日

 桃の節句も過ぎて、春の訪れを待ち遠しく感じる季節です。

 魚座は黄道12宮最後の星座であり、すべての命がその源に帰ることを象徴しています。魚座で起こる新月は、どの星座にも増してスピリチュアルな力を秘めています。

 この日は俗世間に関する欲望というより、魂のレベルで満たされたいという願望が芽生え、精神世界に心が惹きつけられます。

 おりしもこの日は、天の魚座に愛情を司る金星と、慈愛に満ちた海王星が位置し、魚座の新月を強力にバックアップ。

 個人的なエゴを超えた“無償の愛”を学ぶ最良の機会となります。

 あなたの大切な人を幸せにすることが、この新月の隠れたミッションです。言い換えると「愛」が試される日です。

 また全ての芸術に関わる人に、魚座の新月は霊感(インスピレーション)とすばらしい表現力を授けます。美術や音楽、映像、ダンス等に関する創作活動を、この新月はサポートしてくれるでしょう。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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