MicrosoftのTeamsでリモート飲み会
テレワークに関しては、すっかり定着した感があります。
私のクライアントである出版社でも、私のようなフリーランスも含め、全員にデスクトップ、またはノートのMacが支給され、ほぼ全員が在宅で仕事をしています。
私は参加していませんが、MicrosoftのTeamsを使って、毎週末リモート飲み会も行われているようです。
現在、私の最寄りの地下鉄では、ひと車両に乗客がふたりとか3人といったことも珍しくないそう。
1回目のロックダウンのときと同じくらいガラガラだと聞きました。ただ、これも路線によってかなりばらつきがあるようです。
政府による休業補償は、大なり小なり引き続き行われていますが、飲食店や旅行業、エンタメ施設をはじめ、打撃を被っている業界は多いです。
近所の映画館も、最初のロックダウン以来オープンしたのは、わずか数週間。ロックダウンがいつ終わるのかもわからない今、再オープンの日もわからない状況です。
ワクチン接種は個人の選択というよりも公序のため
ニュースなどでご存じのとおり、英国はいち早くワクチン接種を開始したので、私の身の回りでも「受けたよ」という人が増えてきました。
政府の計画では、優先されるべき9つのグループのワクチン接種を、春まで完了させるとのこと。
なかでも最優先の4グループは、「介護ホームの入所者とスタッフ」、そして「80歳以上の高齢者と第一線で働く医療従事者とソーシャルケアワーカー」、次いで「75〜79歳の高齢者」、さらに「70〜74歳の高齢者」。以上の計1500万人は2月中旬までに完了。2月下順から残りの優先5グループである、「65〜69歳」、次いで「既往歴のある16〜64歳」、その後「60〜64歳」、「55歳〜59歳」、最後に「50〜54歳」を春までに完了させるという計画だそう。
2月17日(水)の段階で1600万人以上が1回目の接種を完了しているそうなので、計画は順調に進んでいるもよう。私の知人のなかでも70歳以上の人はすでに1回ないし2回、「既往歴のある16〜64歳」のグループにあたる人々も続々と1回目の接種を受けているところなので、ワクチンの広がりを実感しています。
気になる副反応については、知人のなかでひとりかふたり、接種翌日のだるさや微熱を訴えた人もいましたが、いずれも大事ではなく、ほとんどのケースで皆無という印象です。
英国では、ワクチン接種について、個人の選択というよりも、公序のためと考えている人が多いようにと思います。私のまわりでも、躊躇する人よりも「早く済ませたい」という人のほうが多いです。
文・撮影=安田和代(KRess Europe)