◆焼肉 冷麺 ユッチャン。
[六本木]

冷麺だけじゃなく
辣腕が手がける焼肉にも注目

 年に5回はハワイに行く私。自由時間に訪れるレストランは、できるだけ新規開拓につとめているが、スケジュール後半でヘトヘトだったり、やたら暑い日だったり、そんな時はつい「ユッチャン。にしない?」となる。

 その都度同行者は違うが、誰もが「おっ、いいですね」となる。ハワイ好きならば一度は耳にしたことがあるだろう、シャリシャリのコールドスープがシグネチャーの冷麺の店。

 そのユッチャン。が、2019年1月18日、東京・六本木にオープンしたのだ。
 
 ということで、開店3日後に突撃! 18時前に店に到着すると、店内は満席。予約していてよかった!

 六本木といっても、店が立ち並ぶにぎやかな方面ではない。

 実はここ、元は「龍吟」という高級日本料理店があった場所で、ボックス席を中心に落ち着いた雰囲気。ハワイとの違いに戸惑う。

 いきなり冷麺という雰囲気ではないなということで、キムチとナムルでまずは乾杯。 

 本家でもおなじみの鉄板のせスタイルで、ジュージューいわせながらやってきたL.A.カルビ2,000円。

 聞けば、焼肉にもかなり力を入れているとのこと。なんと、目黒不動前の名店「焼肉しみず」で修業を経た料理長が腕をふるっているのだという。

 タン塩 1,600円、上ハラミ 1,600円、ヒレ 4,800円、シャトーブリアン 7,800円という、ハワイ店では見たことが無い品書きにも惹かれたが、本日のホルモン盛り合わせ 1,500円をオーダー。

 芝浦から直送というホルモンを食べてすぐに、その実力がわかった。

 味噌だれのおいしさ、肉のフレッシュさ。予想外の伏兵にまいったところで、さあ、メインの冷麺に突入だ。

2019.03.16(土)
文・撮影=Keiko Spice