おあとがよろしいようで
オカヤ イヅミ
食べることが大好きなオカヤイヅミさん。そんなオカヤさんが、何よりも怖いものといえば、誰にでもいつかは訪れて、そのかたちも千差万別な「死」。その怖さを和らげるため、今をときめく人気作家15人に「最後の晩餐」について訊いた連載が、いよいよ『おあとがよろしいようで』として書籍化されます! 様々な死にざまとこだわりご飯にその理由、お楽しみください。(発売2017年2月25日)
単行本作業中に原稿を読み返すと夜中に寿司やとんかつが食べたくなりましたが、すぐ食べるのは無理だし徹夜明けでそれらを食べるときっと胃が大変なので、美味しいものは想像している段階が一番幸せなのでは、と一瞬思いましたが、気の迷いですね。食べないと死ぬし。
今は鍋焼きうどんが食べたいです。
1978年東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、WEBデザイナーとして製作会社に勤務。現在は食と睡眠をこよなく愛する漫画家&イラストレーターとして活躍。著書に『いろちがい』『すきまめし』『続すきまめし』(マッグガーデン)、加藤千恵さんとの共著で『ごはんの時間割』1巻・2巻(講談社)など。単行本『おあとがよろしいようで』(文藝春秋)は2017年2月25日発売。