イスタンブル近郊のレストラン「ドア・クル・ロカンタス」の朝食。パン、さまざまな白いチーズ、トマトやレタス、キュウリなどの新鮮野菜、オリーブ、ハチミツ、ブドウジャムなど、見た目だけじゃなく栄養バランスもばっちり! 白いフレッシュチーズのバリエーションが豊富。形も塩加減もさまざまなので、違いを感じながら味わうのも楽しい。さらりとしたハチミツ、タヒニと呼ばれるねっとりとしたゴマのペーストも美味。 手前は“メネメン”と呼ばれるトマトや玉ねぎ入りのスクランブルエッグ。奥のスクランブルエッグは牛肉のハム入り。パンがとまらない。 キャンプ場のような環境のレストラン。 手前左のポットは“チャイダンルック”と呼ばれる2段重ねのトルコ式ティーポット。下の段に水を、上の段に茶葉を入れて火にかけ、蒸気で茶葉を蒸し煮にし、沸騰したら湯を上段に注いで、チャイグラスに注ぐ。濃さは下段のポットの湯を注いで調整する チャイの定番、チューリップ型のグラス、赤い柄のソーサーで。 入口すぐのスペースがパティオになっている。この中庭でウェルカムドリンクや朝食を。 ホテル内は植栽も多く安らげる。客室には大判のハマムタオルがあり、腰に巻いたり、シャワーやバスタイムのあとに羽織っても。リラックスして過ごすお伴としても重宝。 オーソドックスなラインナップの朝食ながら、ジャムやペーストなどが手作りで味わい深い。 客室の一例。籐で編んだランプシェードや、ベッドファブリックもコットン、リネンなどの自然素材のタイプを採用した、おしゃれで落ち着ける空間。部屋によっては、室内やテラスにバスタブがあるタイプも。 タオルケット代わりにもなるハマムタオルやガウンも用意されている。 トルコのいたるところにネコ。ホテル、ガイア・アラチャトゥのパティオにも。 ホテルの並びの隣のショップにはナチュラルな素材でつくられたバッグなどがディスプレイされており、購入可能。 同じくホテルの並びに「ナザール・ボンジュウ」と呼ばれるトルコのお守りをモチーフにしたカップや雑貨なども販売している。 朝日とともに起きて朝食を。 ワイナリーだけに、ブドウのソースをかけたチーズも登場。 生地にヨーグルトを加えてふんわり焼き上げられたパンケーキにはハチミツやフレッシュなイチゴ&ハーブを添えて。 ドアンベイ村の石畳の道を登っていくとカフェやホステルがある。 ミカレ山脈の中腹に家々が点在する。 ブーゲンビリアが咲き、壊れかけた石塀にツタがからまる一画。こんな風にフォトジェニックなスポットがたくさんある。 トルコのいたるところにネコ。ドアンベイ村にも。 石畳を登っていくとエーゲ海が見えてくる。 このエリアで採れたハチミツや自家製のオリーブの塩漬け、トマトペーストなども売られている。ハチミツ200TL~。 ドアンベイ村ではネコの世話係が面倒をみているとか。草むらや土の上で転げて遊んでいるが、汚れのないきれいな姿はお世話の賜物? 桑の実のジュース。70TL。砂糖を加えずに作る自家製の桑の実シロップを水で割ったもの。爽やかな甘みに癒される。 トルコのネコの中でも幸せそうなドアンベイ村のネコ。ここを(勝手に)ネコの村と命名。 のどかなドアンベイ村にネコと桑の実ジュースを目的に訪れたい。 ホテル「ザ・マルマラ・ボドルム」のプールサイドからの眺望。白い家並み、エーゲ海の遠くにギリシャの島が見える。 ザ・マルマラ・ボドルムの朝食はビュッフェ。 パンもチーズも野菜もジャムも種類豊富に並ぶ。高級ホテルメイドのクオリティに、朝から大満足。 ブドウ、洋ナシ、スイカ、柑橘系……フルーツのバリエーションも豊か。 トルコのいたるところにネコ。ザ・マルマラ・ボドルムにも。 プールの上階にあるレストランスペース。どこに座ってもエーゲ海ビュー。 レストランの並びに芝生エリアもあり、チャイやコーヒーを飲んだり、バータイムにはアルコールも楽しめる。 プールサイドもたっぷりとスペースが取られている。右上がレストラン。 プールに入ると、エーゲ海インフィニティ。 大理石で造られたトルコ式ハマム。プールやスパの前後に利用しても。 トルコのいたるところにネコ。ゲストルームからプールやレストランに向かう際にも遭遇。 館内にもエーゲ海抜けのスポットが。ドラマティックな仕掛けが随所にあり、リゾートムードを盛り上げる。 客室の一例。アースカラーでシックな設えの、約32平米のラグジュアリーシービュールームはエーゲ海に望むバルコニー付き。スイートも多くのタイプがある。 ホテルでゆっくり過ごすのはもちろん、ボドルム観光の拠点としても便利。 イズミルの街の中心、コナク広場に建つサアト・クレシ。オスマン時代の時計塔。 石鹸もインセントも乾物も並ぶ。トルコのドラッグストアのような品揃えの店も多数。 オリーブの原産地だけあって、オリーブを練り込んだ石鹸も特産。 額装された幾何学模様の細密画などのショップも。 スパイスやハーブの専門店。量り売りが基本。 オリーブの塩漬けも品種やサイズなど種類豊富に販売されている。 朝食に必ず登場するチーズも量り売りされている。チーズを扱うショップはオリーブも一緒に並んでいることが多い。 パプリカや唐辛子をメインに扱うショップ。細挽き~粗挽きなど形状もさまざま。 チャイの茶葉やコーヒーが売られているショップにはカモミールや、ローズバド&マロウなど、ハーブティーも豊富に並ぶ。 小型~中型のヨットが並ぶマリーナが目の前に。 トマトやナスの冷製メゼ(前菜)やイカのフライなど温かい前菜も。 エビのアヒージョ。旨みの濃いエビをパプリカのきいた熱々オリーブオイルで提供。 冷蔵ショーケースに並べてディスプレイされているメゼ。 メインのタイ。「これから調理するよ」とフレッシュさをアピール。 とても大胆なさばき方。塩だけでグリル加熱し、好みでオリーブオイル、レモン果汁をかけて味わう。 レストランの近くには、セフェリヒサールの遺跡や、ショッピングもできる通りがある。 リゾート地のレストランながら、フレンドリーでカジュアルな雰囲気。 15世紀ごろに海沿いに建てられたボドルムの聖ペトロ城(ボドルム城)。城のすぐ下はヨットハーバーで、クルージングも楽しめる(トルコ未知なるエーゲ海リゾート#3でご紹介)。 ボドルムのショッピングエリアにあるロカンタ、サカルル・レストラン。 ビーフとラムのひき肉にスパイスを混ぜてグリルしたアダナケバブの定食。左は大きなピーマンにひき肉と米を詰めてトマトソースで煮込んだドルマ。ヨーグルトに塩を加えたソースがたっぷり添えられ、さっぱりとした味わいに。 焼き目を付けた骨付きチキンを、ハーブとトマト入りのスープで軽く煮ている。ボリュームたっぷりだが、どんどん食べ進められるちょうどいい塩気。 ボドルムのショッピングエリアにはハマムタオルのショップもある。コットン100%、コットン&リネンなど色柄のバリエーションも豊富。 トルコの伝統菓子、ロクム(砂糖にコーンスターチなどのデンプンとナッツを加えて作られる)のショップも。シンプルなロクムにイチゴやチェリー、レモンなどを加え彩り鮮やかなタイプも。 具をのせたピデ、“イチリ・ピデ”。トルコ全土で親しまれている国民食。船に似た細長い生地の上にひき肉や卵、トマトやピーマン、チーズなどの具をトッピングして窯で焼き上げる。 名物のピデはフルンと呼ばれる石窯で焼き上げられる。 牛肉やラムのひき肉にスパイスを加えて作るハンバーグのようなキョフテ、麦入りピラフ(左)とマッシュルームのチーズ焼き(右)。 塩入りのヨーグルトドリンク、アイラン。自家製だけあって旨みは強いがサラリとした味わい。 水切りヨーグルトにハチミツをかけたデザート。濃厚な味わいのヨーグルトにクセのないハチミツの組み合わせで、心に残る味。 トルコの伝統弦楽器、サズに合わせて踊るインコも名物。 広い敷地のレストランに遊具もある。家族連れで訪れる人も多い。 7月初旬には熟れる前のイチジクの実がなっていた。 アナトリア・レストランはホテルも経営。