「街のコーヒー屋でありたい」と話す寺崎さん。スタンドには出勤前や買い物途中のお客さんがひっきりなしに訪れる。 窓から街並みを見下ろせる2階のイートインスペース。 コーヒーは注文が入ってから、1杯1杯丁寧にハンドドリップ。 果実や花にたとえられる風味が魅力のコーヒー(430円)。人気のレモンケーキ(400円)は大ぶりなカットも嬉しい。 取材日の数日前に1階に店舗スペースを広げ、リニューアルオープンしたばかり。 人懐っこい笑顔が魅力の丹澤さん。独学でコーヒーを学び、24歳の時に「AKITO COFFEE」をスタートさせた。隣駅にある「@Tane」はイベントスペースとしてワークショップや展示を行う。 オリジナルのマグカップは陶芸家・大園篤志さんによるもの。 「夢の機械」だったというローリング・スマート・ロースター社の焙煎機。循環する熱風で焙煎することで、豆本来の風味を生かすことができる。 甲府に来た日は最後に銭湯に立ち寄るのがお決まりコース。甲府市内は温泉銭湯の宝庫で、長田さんも開拓するのが楽しみなのだそう。 緑豊かな敷地には「色」「味」「形」という3つの棟が。こちら「形」は工芸からアートまで様々な企画展を開催するギャラリー。 右がオーナーでデザイナーの近藤尚子さん。 長く閉じられていた屋敷跡を生かした「evam eva yamanashi」。年月をかけて鬱蒼と茂った植栽の多くを生かし3つの建物が佇む。 レストラン棟「味」では、料理家・セトキョウコさんのアドバイスを受け、地元の食材を使って作られた地味深い料理を堪能できる。“昼のお食事”は月替わり(写真は一例)2,750円。 evam evaのアイテムが手に入るショップ棟の「色」。カシミヤやシルクなど肌に触れるたびに豊かな気持ちになる素材を使い、心地良い一日を過ごせる服や生活用品ばかり。 蚕を育てる部屋だった建物を改装し、ドライフラワーの工房に。「SALT and CAKE」のアトリエオープンデーでも、石原園芸のドライフラワーは人気アイテム。 春の訪れを告げるミモザ。 温室の中では花の苗がずらりと並んで育てられ、出荷をの時を待つ。こちらはトコナツナデシコ。観葉植物やハーブの苗もつくる。 2代目の石原玄太さんとともに。「evam evaでのイベントに出たときに『今からウチ見に来ます?』と、畑とビニールハウスを案内してくれて。それ以来のお付き合いです。畑の相談もしています」