くっきりと横に刻みこまれてしまった首のシワ。「もうどうしようもない…」とあきらめるのはまだ早い! ケアをおざなりにしてしまいがちな首は、お手入れをすれば効果が目に見えるパーツでもあります。姿勢、ストレッチ、マッサージのケアに加え、専用アイテムを使用して、誰もが見惚れる“美首”を目指しましょう。

お話を聞いたのは……

瀬戸口めぐみさん

自然派化粧品ブランドで28年ブランドディレクターを務め、2023年にスキンケアブランド「MEM」を創立。国内外セレブリティをはじめ、延べ1万人以上の肌と触れ合ったゴッドハンドエステティシャンとして、美容のプロからも絶大な信頼を得ている。著書は『瀬戸口めぐみ式「老化筋ほぐし」』など。


年代を問わず悩む人が多い、それが「首のシワ」

 薄着になる夏は特に、気になる人が多くなるのが、首のシワ。その原因は加齢によるものだと思いがちだけれど、「実は若い人でも悩んでいる人は少なくありません」と瀬戸口さん。

「現代生活に欠かせないスマートフォンですが、見るときにうつむき姿勢になってしまうことで、ストレートネックになってしまい、首にシワが定着してしまいます。頭の重さは約5kg前後あるといわれ、15度前傾するだけで2倍以上の12kgほどの負荷がかかってしまっています。これが、首のシワの大きな原因です」

定着しやすい「首のシワ」。どんな予防&ケアが必要?

「そもそも首は皮膚が薄く、脂肪が少ないという構造で乾燥しやすいため、折り目が付きやすいのです。また、首がむくむことで、シワがついてしまうこともあります。そしてもちろん加齢も影響します。首は顔ほどお手入れをしていず、無防備な人がほとんど。保湿はもちろん、紫外線対策をしないと真皮層のコラーゲンが変性してシワになりやすくなります。

 あと、意外と気にする人は少ないのですが、大きく影響するのが『枕の高さ』。枕が高すぎるとシワが“寝ジワ”として定着してしまいます」と驚きの事実も! 「私は大きめのバスタオルを枕として使用しています。仰向けに寝たときに胸がきちんと開く高さにセッティングすれば、寝ジワはつきにくいはずです」

 最近では枕をオーダーメイドでつくれるショップも増えているから、活用するのもありかもしれませんね。

 では、首のシワを定着させないためには、どのようなケアが必要なのでしょうか?

「お顔と一緒で毎日の『保湿ケア』と『紫外線対策』が基本です。今までしていなかった人ほど、効果は出やすいと思います。また、起床時には寝ジワをリセットするためにもストレッチをすること。これは、日中に行うのも有効ですね。

 さらに、首は皮脂腺が少ないけれど汗をかくことが多いので、そのままにしているとうるおいが浸透しにくくなってしまいます。週に1~2度ほどのゴマージュケアでザラつきをケアし、うるおいの浸透をサポートするのもお薦めです」(瀬戸口さん)。

 首のシワは初期段階なら確実に消え、目立っていてもスキンケアやストレッチ、マッサージで目立たなくすることは可能だと語ってくれた瀬戸口さん。強い紫外線とエアコンによる乾燥が本格化するいまこそ、首ケアを始める最適のタイミングかも!

MEM(メム)

https://mem-mem.jp/

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