ゲランの新フレグランス〈ルール ブルー〉が2026年8月28日(金)より発売される。200年にわたり受け継がれる伝統技術が織りなす、しなやかで凛とした香りの誕生秘話をご紹介。
100年の時を超え新たに誕生。ゲランの名香〈ルール ブルー〉
1912年、3代目調香師ジャック・ゲランはパリのポン・ヌフ橋を歩いていた際、セーヌ川と空が「蒼の時(ブルーアワー)」の光の中で溶け合う風景に深く感動し、その感情を香りに封じ込めることを決意した。こうして誕生したのが〈ルール ブルー1912〉である。
今回発売される〈ルール ブルー〉は、ゲラン専属調香師&フレグランス クリエイション ディレクターのデルフィーヌ・ジェルクによって、その世界観が再解釈され、固定観念を打ち破るすべての女性たちをエンパワメントする香りだ。
「1912年にゲラン3代目調香師ジャック・ゲランが〈ルール ブルー 1912〉で描いた『蒼の時』を同じような優しさで捉えたかったのです。それは、力強さと穏やかさ、親密さをあわせ持ち、私たちを包み込む香りです」とジェルクは語る。
「蒼の時」とは、夕方から夜へ、あるいは夜から朝へと移り変わる、暁と夕闇の瞬間を指す自然現象だ。昼と夜、空と大地の境界が溶け合うこの短い時間は、都市でも自然の中でも一日に二度訪れる。
トップノートは、フレッシュなオゾニック アコードから始まる。澄んだ空気感を肌の上に再現し、「蒼の時」の冷たく清涼な雰囲気を表現している。ハートノートには、アイリス、ギモーヴ アコード、オレンジブロッサムのブレンドが置かれ、移ろいゆく空が表すパステルカラーのように、やわらかくノスタルジックな印象を与える。ベースノートには、ブランドを象徴するヴァニラと、肌そのものを想起させるようなアンブロクサンを重ねている。
香りの核となるのが、独自に開発した「アイリス チンクチャー」である。天然のアイリス根茎をアルコールに浸して香りを抽出するという古来の製法「マセラシオン」を用いたこの香料の完成には、3年の歳月を要した。ジェルクは香水界で“ブルー ゴールド”と称されるイタリア産のアイリスを選定し、約200年にわたりゲランの伝統技術を継承してきたフランス・オルファン工場の製造チームとともに最適な製法を追求した。
「ゲランだけが受け継いできた極めて稀少なノウハウを際立たせたいと思いました。それは、メゾンを象徴する花であり、〈ルール ブルー〉に欠かせないアイリスを用いて、自ら香料を開発できる力です」とジェルクは述べている。
ボトルは、1912年にバカラのデザイナーであるジョルジュ・シュヴァリエが手がけた伝説的な「逆さハート」型のシルエットを継承しながら、ラッカー仕上げによる暁と夕闇を思わせるブルーのグラデーションをまとう全く新しいデザインとなっている。ゴールドで記された“L'HEURE BLEUE”の文字や、ゴールドのネック部分に施されたブルーのリングなど、細部にまでこだわりが感じられる仕上がりだ。
また、アイコニックな「逆さハート」型を採用したハンド&ボディソープも登場。シアバター配合で、しっとりと豊かな泡が肌を包み込み、ほのかに香り立つ。
なお、メゾンのアイコンリップスティック〈ルージュ ジェ〉の限定ジュエルケース3種(〈ブルー レヴリー〉〈ブルー アストラル〉〈ブルー アイコニック〉)も同時展開される。
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