中国では、中秋節に家族で「月餅」を食べ、大切な人との輪や絆を確かめ合います。日本でも中華街などが月餅を目にすることが増えますが、スイーツ好きがひそかに楽しみにしている高級月餅があるのです。今年も予約が始まった、逸品をご紹介しましょう。


小さいサイズと口どけのいい生地

 その月餅が買えるのは、日比谷公園に面したラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」。

 そもそも、この月餅は「ザ・ペニンシュラ香港」の中国料理「スプリングムーン(嘉麟楼)」のシェフが作り、毎年、絶大な人気を誇っているもの。そのオリジナルレシピを、「ザ・ペニンシュラ東京」の広東料理レストラン「ヘイフンテラス」が受け継いでいます。

 月餅というと持っただけでもずっしり重く、食べ応えがちょっとありすぎることも。しかし、こちらの月餅は違います。

 つややかな黄色の生地は、まるで中秋の名月のよう。とにかくやさしい歯ざわりで軽いのです。サイズもちょうどよく、直径5センチほどですから、ひとりで1個食べて、ちょうど満足、の大きさ。

 北海道産の発酵バターを使っているので、風味豊かでコクがあり、今までの食べてきた月餅の概念を覆されます。

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