ニューヨーク発のフレグランスブランド「ル ラボ(Le Labo)」の店舗をそのまま詰め込んだ移動式のトラックで世界各地を巡るポップアップ「ル ラボ オン ウィールズ(Le Labo on Wheels)」が軽井沢に初登場。森林に溶け込んだ「ル ラボ(Le Labo)」で香りと自然に癒されるひとときをレポート!


ル ラボの世界観が表現された魅惑のトラック

 過去には水平線が印象的な神奈川県の鎌倉、一面の雪景色が美しい北海道のニセコと、日本の美しい風景が堪能できるスポットで開催されてきた「ル ラボ オン ウィールズ」。

 この春には新緑が眩しい長野県・軽井沢を舞台に4月25日(金)〜5月19日(月)の期間、「Karuizawa Commongrounds(軽井沢コモングラウンズ)」を停留所とし、3回目となる移動式店舗を開催します。

 軽井沢コモングラウンズに足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのが、手書きのロゴが印象的な扉、タブロイド、スチールの看板、ヴィンテージのテーブルや椅子など、全てのパーツが調和することでブランドの世界観が見事に表現されています。

 「ル ラボ オン ウィールズ」の店内は、こだわりのヴィンテージ家具が配され、白いタイルとレイヤーの壁紙が洒脱な雰囲気を漂わせます。

 棚にはフレグランスのほか、キャンドルやボディケアアイテムなどが所狭しと並び、ポップアップとは思えない充実のラインナップで迎えてくれます。

「現代的な技法に頼りすぎず、ゆっくり時間をかけて丁寧に香りを提案するスローパフューマリー。」というブランドフィロソフィーを肌で感じられるように、熟練スタッフがゲストの気分やコンディションに耳を傾けながら、とっておきの香りをレコメンドしてくれるのです。

軽井沢限定のエクスクルーシブなサービスも

 ル ラボの代名詞でもあるフレグランスは、クラシック コレクション19種類すべてを試すことができます。ブランドを象徴するシグニチャーのサンタル 33や、カルチャー誌「アナザーマガジン」とのコラボレーションから生まれたアナザー 13、不動の人気を誇るローズ 31などお馴染みの香りがずらり。

 試香紙でさまざまな香りを実際に比べながら、五感を研ぎ澄ませて自分にしっくりとくる、好みの香りを発掘していく時間はそれだけでも癒されるもの。

 購入したフレグランスやキャンドルのラベルには好きなメッセージを入れてパーソナライゼーションすることも。自分用にもギフトにも喜ばれるビスポークサービスはル ラボならでは。

 さらにこちらの期間限定店舗であれば、“Le Labo on Wheels Karuizawa”を意味する “LLOW Karuizawa”というエクスクルーシブな印字も加わります。

 香水を使い終えた後の空のボトルは世界中にあるラボ併設のお店に持ち込めば、同じ香りを詰めるリフィルサービスを20%オフで受けることもできます。

 最初に購入した場所から、リフィルをする場所へ、ラベルに印字される場所も、香りとともに旅をした記憶として残るのも魅力。

 お会計はキャッシュレス決済で、クレジットカードや交通系IC、スマートフォンで支払いを済ませます。

 鎌倉七里ガ浜の海沿いや北海道ニセコの雪山など、その土地と調和して普段とはひと味違ったゲストエクスペリエンスをもたらすル ラボ オン ウィールズ。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかが。

ル ラボ オン ウィールズ 軽井沢
期間:4月25日(金)~5月19日(月)
※5月13日(火)は休業
場所:Karuizawa Commongrounds
所在:長野県北佐久郡軽井沢町長倉 鳥井原1690-1
時間:10:00~17:00
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2025.04.27(日)
文=星子莉奈
写真=細田 忠