この記事の連載

 今や世界各国から訪れる旅行者をも魅了するリゾート地として華やかな賑わいを増している軽井沢。

 素晴らしい自然環境のなか、建築、アート、美食など優雅に心を満たしてくれる、上質な文化が凝縮している。

 是非訪れたいレストランやアートスポット、感性を養うホテルなどをご紹介。今回は「ししいわハウス」滞在中に訪れたいミュージアムを3軒ご紹介。

「ししいわハウス」の記事を読む


光に包まれる至福の美術館

◆軽井沢千住博美術館

 日本画家・千住博氏と、建築家・西沢立衛氏の感性が融合する美しいミュージアム。

 2024年12月25日までは『チキュウ・ウチュウノキセキ』と題し、《ウォーターフォール オン カラーズ》(2021年)をはじめとした40数点を展示中。150種以上を植栽したカラーリーフガーデンも必見だ。

軽井沢千住博美術館

所在地 長野県北佐久郡軽井沢町長倉815
電話番号 0267-46-6565
開館時間 9:30~17:00(最終入館 16:30)
定休日 火曜(祝日・GW・7~9月は開館)、12月26日~2月末日
入館料 1,500円
https://www.senju-museum.jp/

現代アート好きは必訪

◆軽井沢ニューアートミュージアム

 建築家・西森陸雄氏の設計した空間で国内外の現代アートを堪能できる美術館。

 庭に展示された作品、隈研吾氏《風通る白樺と苔の森〈チャペル〉》(2015年)、ジャン=ミシェル オトニエル氏《Kokoro no mon》(2014年)も人気。

軽井沢ニューアートミュージアム

所在地 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5 
電話番号 0267-46-8691
開館時間 10:00~17:00(7月~9月は18:00まで)
定休日 月曜(祝日の場合は翌日、8月は無休)、冬季休館あり
2,000円、チャペル見学(11:00、13:00、15:00~/各回限定10名・先着順) 500円
https://knam.jp/

湖畔に名建築がずらりと並ぶ

◆軽井沢タリアセン

 塩沢湖の畔にミュージアムやローズガーデン、カフェ・レストランなどが点在する複合リゾート施設。

 アントニン・レーモンド設計の「ペイネ美術館」(写真)、W.M.ヴォーリズ設計の「睡鳩荘(すいきゅうそう)」、国の登録有形文化財「深沢紅子 野の花美術館」など、必見の名建築も多数。

軽井沢タリアセン

所在地 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217
電話番号 0267-46-6161
開館時間 9:00~17:00(冬季は異なる)
定休日 11月末まで無休(施設ごと不定休あり)
入園料金 900円、 ペイネ美術館(入園料含む) 1,100円ほか
http://www.karuizawataliesin.com/

← この連載をはじめから読む

Column

CREA Traveller

文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。

2024.10.10(木)
文=矢野詔次郎
写真=榎本麻美
編集=矢野詔次郎

CREA Traveller 2024 vol.3
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

イタリア 理想の休日

CREA Traveller 2024 vol.3

イタリア 理想の休日

特別定価1,800円(税込)

「CREA Traveller」2024 vol.3の特集は、「イタリア特集」。