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お助け食材(1)冷凍の刺身用サク

 生活クラブで購入できる鰹の刺身用サクは冷凍で届くので、食べたいなと思ったタイミングで流水解凍し半解凍でカットします。半解凍だと固さがあって、包丁が入りやすいですし、食卓に出す頃には解凍されるので重宝します。ネギとポン酢とおろししょうがを合わせて。冷奴は豆腐を水切りして出しただけ。栄養価も高く、家族も手抜きと思わないお助け献立です。油を使わないので洗いものもラク♪

お助け食材(2)焼きそば麵

 豚のこま切れ肉を菜種油で炒めてから、洗って適当な大きさに切ったキャベツを入れて炒め、焼きそば麺を絡めながら炒めてソースで味付け。目玉焼きをのせて栄養価アップ。すべて火が通りやすい食材で調理がスピーディ。お皿がひとり1枚なので食器洗いも早い。

お助け食材(3)袋麵

 左の豚骨ラーメンは鍋で茹でて、ストックしてある半調理の野菜と茹で卵をのせるだけ。右のふたつはカップ麺ならぬ「ノンカップ麺」。化学調味料不使用、ドライフーズの具材入りで、鍋で茹でず器に入れてお湯を注ぐだけ。究極に疲れているときや、防災備蓄としても、これがあると安心。すべて「生活クラブ」で見つけたもの。

 ちゃんと家で作って食べているし、野菜は冷蔵庫にあるものを使えているので罪悪感もありません(笑)。手抜きした日のほうがむしろ子どもたちが喜んで食べてくれるので、気分はラクです。

マキ

シンプルライフ研究家、時産アドバイザー。夫婦とも会社員の共働きで、娘ふたりと4人暮らし。YouTube「エコナセイカツ」やDMMオンラインサロン「シンプルライフ研究会」で暮らしがラクになるヒントを発信。テレビ出演や雑誌連載、講演、ブランドとのコラボ企画、住宅プロデュースなども手がける。著書に『持たないていねいな暮らし』(すばる舎)、『しない家事』(三笠書房 知的生き方文庫)、『ゆるく暮らす』(マイナビ文庫)、『笑う家事には福来る』(主婦の友社)など多数。HP「エコナセイカツ」https://www.econaseikatsu.com/

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2023.11.15(水)
筆者=マキ
撮影=杉山秀樹