キリスト教でエピファニーと呼ばれる1月6日の公現祭。フランスではこの日を祝い、「ガレット・デ・ロワ」と呼ばれるお菓子を食べる習慣があります。
折込パイ生地とアーモンドクリームで構成されたシンプルな焼き菓子はおいしさも抜群。今では1月6日に限らず、新年を祝い、1月いっぱい楽しむことができます。
ピエール・エルメ・パリからも2023年の新年を祝う作品が登場
ピエール・エルメ・パリからも、新年を祝う「ガレット・デ・ロワ」が登場です。
伝統的な「ガレット オ ザマンド」は間違いのない味わい。パイ生地とアーモンドクリームが一体となったその確かな仕上がりはまさにエピファニーの大横綱です。新年の願いを唱えながら味わえば、幸せな1年を迎えられることでしょう。
「ガレット ジャルダン ド パレルム」は香り高い一品。新しい年の始まりに、香気のイマジネーションを掻き立ててくれます。ひと口食べると、まずレモンの香りと酸味が広がってから、次第にグレープフルーツの香りと苦みが際立ってきます。レモンとグレープフルーツは、混ざり合うことなく互いに補完しながらハーモニーを奏でます。
ガレットは、180度に予熱したオーブンで5~8分間温めた後、しばらく(約10分)常温においておくと、よりおいしく食べることができます(温める時間と温度はオーブンにより異なります)。
2022.12.17(土)
文=CREA編集部