2022年5月16日(月)13:15に、月は満月となります。
約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、蠍座に入座しています。
この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。
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本当に大切な人と親密なひとときを
新緑の美しい季節ですが、5月も後半となると初夏の気配もします。
この日は広く浅く人と交流するというより、本当に大切な人と親密なひとときを過ごすのに向いています。
また自分の心の深い部分へと旅をして、自分自身と真摯に向き合うのにも最適な一日です。
真実を追求する過程で、私たちは何か“神聖なもの”に触れることになります。
人と関わることで、自分の中の見たくない部分があぶり出されてしまうこともあります。
それは「欠点や短所から目をそらさず、それをも含めて自分を愛することができるか」という蠍座の満月からのメッセージ。
個人的な経験ですが、私はよく蠍座の満月の日を狙って、サハラ砂漠に旅をしたりします。
静寂の砂漠に上る神々しいまでの満月を観ると、今までの自分をリセットして生まれ変われるような気分になります。
残念ながら日本では観測できませんが、この日の満月は月食を伴います。
また月に対して魚座の火星や海王星が調和的で、行動力や想像力を授けてくれます。
5月の満月はミルクムーン(乳月)、ヘアームーン(野うさぎ月)、フラワームーン(花月)と呼ばれます。
バラの花を部屋に飾り、満月をお祝いするのも素敵です。
〈『MOONBOOK 2022』(MdN)より〉
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心理占星術研究家・岡本翔子
「満月・新月の日にするべきこと」
2022.05.14(土)
文=岡本翔子