アートと美食に感激する温泉宿

◆湯の山 素粋居
［ 三重・湯の山温泉 ］

【2020年7月10日(金)開業】

鉄をテーマにした“界鉄 KAI NO TETSU”の露天風呂。
すべての写真を見る

　アートと癒やしが融合する新しいスタイルの温泉宿が三重・湯の山温泉に登場。

漆芸家・赤木明登さんによる浴槽を配した“玄漆 GENSHITSU”。
石をテーマにした“石砬 SEKIROU”。リビングには巨大な菰野石が。

　陶芸家・造形作家として活躍する内田鋼一さんが総合プロデュースを担当し、12棟のヴィラは、それぞれ石、漆喰、和紙など8つのマテリアルがテーマ。

優美な光に包まれる和紙をテーマにした“紙季 SHIKI”。
“鉄景 TEKKEI”のベッドルーム。

　土をテーマにした一室には、茶人・千宗屋さん監修の茶座敷、ガラスをテーマにした一室にはイイノナホさん作のシャンデリアを設えるなど、どれも旅の目的になる部屋ばかり。

伝説のそば職人・高橋邦弘さんの流れを汲む石垣雄介さんが、完全自家製粉の二八そばを提供する「そば切り 石垣」。
新鮮なうなぎを一本まるごと蒲焼にして提供する「うなぎ 四代目菊川」。

　さらにパリの1ツ星シェフが手がける熟成肉、完全自家製粉の手打ちそば、まるごと蒲焼にして溢れだす旨みに感激する“一本うなぎ”など、こだわり抜いた美食を味わえるのも大きな魅力だ。

パリで1ツ星レストランを率いる手島竜司シェフが熟成肉の魅力を伝える「HINOMORI」。

湯の山 素粋居

所在地　三重郡菰野町菰野4842-1
電話番号　059-390-0068
客室数　12室
料金(1名)　57,000円～(1室2名利用、夕・朝食付き)
交通　近鉄 湯の山温泉駅から徒歩約5分
https://sosuikyo.com/

文・編集＝矢野詔次郎