豊かでもあり厳しくもある山々に育まれる東北地方では多様な編組品が古くから作られてきました。

 その技術を今に伝える東北のお店6軒を厳選してご紹介。店を巡ってアイテムを眺めるだけで、心が沸き立つこと間違いなしです。


心地よい店内でゆっくりと品選びを楽しめる

◆THE STABLES(ザ ステーブルス)

 城下町でもある弘前市内で店を構えて来年で15年。

 東北だけでなく全国の工芸と洋服を中心に扱っている。幅広い品揃えに旅行客だけでなく、地元の人も足を運ぶ。

 店に入ると、リビングルームのような明るい空間に器や籠などが並び、奥に続く落ち着いたグレーの壁の寝室のような空間には、主に衣類などが置かれ、心地よい店内でゆっくりと品選びを楽しめる。

 編組品では青森の根曲がり竹、アケビ、秋田のクルミ、イタヤカエデなど東北生まれの物を扱う。

 根曲がり竹の籠は元はりんごの収穫のために作られてきたもの。店にある籠の作り手は農家と兼業している方だそう。

 昔からある形もあれば、現代の使い勝手に沿うようアレンジした物を作ってもらうなど、作り手との会話や信頼関係から生まれる物もある。

 店では、定期的に取り扱いのある作家の企画展を開催している。

THE STABLES(ザ ステーブルス)

所在地 青森県弘前市代官町14-2
電話番号 0172-33-9225
営業時間 11:00~18:00
定休日 火・第3水曜(祝日の場合は営業)
https://thestables.jp/

Text=Akiko Sato
Photographs=Wataru Sato