マスクをすることが日常になってしまったここ1年。見た目印象を左右するのは、“見えている部分”、つまり目もと。

 そこで、今回はスキンケア、ベースメイク、メイクアップそれぞれの面から、目もとを整えて美しく見せるアプローチをご紹介します。

 第四弾はハイライト篇です。

» 第一弾 マスク時の印象は「目もと」で激変! どんより目もとに活力が戻る逸品4選
» 第二弾 目まわりの印象がグッと明るくなる! 手放せないコントロールカラー4選
» 第三弾 一気に“メイク感”が増すアイライナー! 不器用さんでも使いやすい優秀品4選


 マスクをしているからといってアイメイクを頑張り過ぎてしまうと、マスクを外したときに“やり過ぎた感”が出てしまいがち。

 こんなとき便利なのが、ベースメイクのサブアイテム、ハイライト。顔全体に立体感をもたらし、きちんとした印象を与えてくれる便利アイテムです。

 立体感を演出するというとシェーディングも効果的ですが、メイク初心者にはハードルが高いので、おすすめしません。逆にハイライトは、頬の高いところや鼻筋などにほんの少し“仕込む”だけでぐっと印象が変わる、使い勝手の良さが魅力です。

 自分で見るよりも人から見られたときに違いがわかる、それがハイライト。大人になり、頬の位置が前より低くなってきた、面長な印象になってきた……と悩む人には特に使ってほしい!

 今回ご紹介するのは、すべてバームやスティックなどの練り状アイテム。パウダーは、ブラシでとって手の甲で量を調整して……とひと手間ありますが、これらの形状は、少量からつけることができるので、初心者にもおすすめ。

 オンラインでのミーティングなどが多くなった今、PCでの映りが気になる……という人も少なくないはず。ライティングと共に、ハイライト使いで光を集めれば、疲れた印象も払拭できるはず!

◆シャネル

みずみずしいヴェールをかけたような“よそいき肌”に

 濡れたようなジューシーなツヤ感をプラスするグロウスティック。トランスパラン、スカルプティング、ロゼ、ペルルセントの全4色。

 どれも微細なパールが配合されていて、光が当たると上品なきらめきを演出できます。頬はもちろん、まぶたや唇などにのせてアレンジを楽しめます。

Masumoto’s check!

太めのスティックタイプなので、狙ったところにスピーディにのせやすいのが嬉しいポイント。肌なじみがいいのにしっかりと効果を発揮してくれる、ピーチカラーの「スカルプティング」が特にお気に入り。つけていると乾燥も感じず、肌を守ってくれるようなつけ心地です。

ボーム エサンシエル

全4色 各6,050円

シャネル カスタマーケア

フリーダイヤル 0120-525-519
https://www.chanel.com/

2021.06.19(土)
文=増本紀子
写真=釜谷洋史