夜間特別拝観も
いよいよフィナーレ

三重塔から経堂、本堂へ。境内ではゆっくりと時が流れていく。

 今回の特別拝観のクライマックス、本堂・内陣に進む。普段は非公開の特別な場所だけに思わず緊張する。

 ご本尊・十一面千手観世音菩薩立像の従者・二十八部衆がずらりと並ぶ。水晶を使った玉眼に燈明が反射して、いまにも動き出しそうな迫力だ。

 それとは対照的に、内々陣中央に安置されたご本尊の御前立仏は慈愛に満ちたおだやかなまなざしを投げかけてくる。参拝者は自然とその場で立ち止まり、手を合わせる。

阿弥陀堂では、新年号を祝う白拍子の舞が。

 参拝を終え、清水の舞台に立つ。遠くに京都の街の明かりが広がっている。すると夜風にのって、雅楽の音が聞こえてきた。本堂のさらに奥、阿弥陀堂からだ。

 平安時代から鎌倉時代にかけて歌や舞で人々を楽しませた白拍子が、ご本尊・阿弥陀如来坐像の前で笙や篳篥が奏でられ、新年号を祝う舞を披露する。

アメリカン・エキスプレス
ならではの感動の一夜

その水を飲めば願いがかなうという音羽の瀧。長い列ができた。

 最後は、子安塔まで足を延ばし、錦雲渓に沿って暗闇に浮かび上がる伽藍を一望した。

 千年もの時を経て受け継がれてきた仁王門、西門、三重塔、経堂、轟門、本堂がパノラマのように目の前に広がる。その光景こそ、悠久の時が紡ぎだした「TIMESCAPE」なのかもしれない。

 特別拝観の余韻を楽しみながら、ゆっくりと坂道を下りていく。湧き出す水を口にすると願いがかなうと伝えられる音羽の瀧を過ぎて、境内の茶店でひと休み。

 散策のあとの甘酒が美味しい。たまたま隣りあった女性二人連れに特別拝観の感想を聞いてみた。千葉から来た友人同士だという。

 「京都には何回も遊びに来ているんですが、清水寺は修学旅行以来なんです。ゆっくり拝観できたし、演出もすごく素敵でした。修学旅行で観たお寺とは別のところみたい」と笑う。

 「アメックス会員限定でこういうイベントがあるのなら、ぜひまた参加したいですね」。二人とも、今回の夜間特別拝観に大満足の様子だった。

アメックスならではの感動体験
余韻を楽しみながら甘酒でほっと一息

「日々、世界最高の顧客体験を提供する」という想いとともに、さまざまなイベントを用意している。日本の伝統文化から、最新のアート体験まで様々な企画を用意しているアメリカン・エキスプレス。

これからも会員一人ひとりの豊かな生活をサポートするパートナーとして、様々な感動体験を用意してくれることだろう。

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アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド

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文=秋月 康
撮影=釜谷洋史