クライストチャーチを拠点に
大自然の真っ只中へ
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/4/-/img_44d251082d7fbf50559e6d636dcad98c198334.jpg)
オークランドから国内線で約1時間半少々、南島最大の都市であるクライストチャーチ。
ゴシック調の建物やガーデンなど、イギリスの優雅な伝統と、近代的な建築物が引き立てあう、伝統とモダンが見事に融合した街だ。
クライストチャーチは南島の各スポットを国内線や鉄道、長距離バスで結ぶ、いわば交通のハブ的存在。
スケールの大きな南島の大自然の只中へと飛び込むゲートウェイだ。
イルカやオットセイが
平和に暮らす海、カイコウラ
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/3/-/img_d3c1ae366e5e722927f1de67970d2b69127786.jpg)
クライストチャーチから北へ車で約2時間。
南島のハイライトのひとつが、カイコウラ山脈と太平洋が出会う街カイコウラ。ここでは、憧れの海洋生物たちといろんな方法で出会うことができる。
毎日複数回、開催されているのが、ホエール・ウォッチング。最大で体長20メートルにまで達するマッコウクジラと出会う手段は、ボートまたは遊覧飛行。
空から巨体を眺めるのも大迫力だが、山並みと大海原が織りなすカイコウラのパノラマビューも圧巻だ。
ドルフィン・エンカウンターではハラジロカマイルカが時に数百頭も出没! 愛らしいイルカたちに囲まれてスイムすれば、誰もの目じりがたれっぱなしに。
そしてニュージーランドオットセイとは一緒に泳いだり、カヤックで遭遇したり。うるうるした瞳に見つめられると、瞬時にズキュン!
ミネラル豊富なマルイア温泉で
豊かな自然を体感する
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/c/-/img_bc35e76d76896a665d0642af2a5a2870172378.jpg)
クライストチャーチから西海岸へ約2時間30分、ルイス・パス・ロード沿いにあるマルイア・ホットスプリングス。
サザンアルプスの地下奥深くから湧き出る、天然温泉のスポットだ。
ミネラル含有率が高い泉質で、毎日50万リットルもの湯が湧出。周囲の山を愛でながら浸かる温泉は、まるで地球の恵みをカラダ全体で享受するよう。
露天風呂と日本式温泉スタイルの室内風呂、サウナやスチームルームがあり、湯殿めぐりをするように楽しめる。5名まで収容できるプライベートバスやデイスパもある。
宿泊施設も併設。滞在中は天然温水プールやサウナ、スチームルームを24時間利用できる。
日程に余裕があれば、ぜひ。
Maruia Hot Springs
(マルイア・ホット・スプリングス)
所在地 1513 State Highway 7, Lewis Pass 7847 Maruia Springs, South Island
電話番号 03-523-8840
http://www.maruiahotsprings.nz/
クライストチャーチのレストランシーンは、本格的なダイニングからフードカーのB級グルメまでバラエティ豊か。
毎週土曜日にはファーマーズマーケットも開催。とれたてのオーガニックの野菜やフルーツ、工芸品などのブースがずらりと並び、縁日気分。楽し気な生演奏も、お財布のヒモを緩めさせる。
楽しい1日の仕上げには、クライストチャーチのおすすめダイニングへ。
●イナティ
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/1/-/img_f16073c41e255d03196488464feeeaee1581128.jpg)
ピエール・コフマンに師事し、ゴードン・ラムゼイの「ザ・ワリントン」など名門レストランのトップシェフを歴任した、サイモン・レヴィが手掛ける話題のレストラン。
安全安心な地元の食材をテーブルへ届ける “ファーム・トゥ・テーブル”をコンセプトに、最高の食材を使い、カンタベリーとニュージーランドの料理をサーブ。大皿料理を仲間とシェアするスタイル。
Inati(イナティ)
所在地 48 Hereford Street, Christchurch Central
電話番号 03-390-1580
http://inati.nz/
ニュージーランド航空
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
文=古関千恵子