「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のブランドディレクター、ヴィクトワール・ドゥ・タイヤックさん。フレグランスやスキンケアなどのアイテムだけでなく、ビュリーが生み出す19世紀を思わせる上質なデザインや店舗空間も支持を集めている。 布張りのパープルの表紙にゴールドのタイトルが映える日本語版『美しくある秘訣』。ビュリー直営店で購入した場合は、扉ページの手鏡をなぞったエクスリブリス(蔵書票)部分に名前や好きな言葉をカリグラフィーで書いてもらえるサービスがある。こちらのメッセージは「パリのように美しく」。 ビュリーの人気アイテムである化粧水とハンドクリーム。左から:オー・スゥペールフィヌ 190mL 5,280円、ポマード・コンクレット 75g 5,830円/オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー ミュシャが手掛けたサラ・ベルナール(1844~1923)の公演ポスター。サラはフランスを代表する女優で、10代から舞台に立ち、70歳で足を切断したあとも映画出演などを続け、その死に際しては国葬が執り行われた。「現代ではジェーン・バーキンにも“パリジェンヌ”らしさを感じますね」(ヴィクトワールさん)。©GRANGER/時事通信フォト 「パリジェンヌたちは年を取ることを怖いことだと捉えていない」と語るヴィクトワールさん。 バージョンによって装丁カラーが異なる『美しくある秘訣』。左からフランス語版、英語版、日本語版。※国内では日本語版のみ取り扱い 「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」の日本の旗艦店である代官山店。『美しくある秘訣』は国内の直営店20店舗および公式オンラインストアで購入可能。