移行期に悩んだら「とりあえずワンカール」

 グレイヘアの移行期では、途中でやめたくなることが何度かあります。わたしは、それはそれでいいと思っています。「無理」と感じたらやめればいい。それでいいのです。

 やめたくなる理由のひとつ。それは、見た目がよくないからではないでしょうか。髪色は混ざり、髪質は変わり、何もかも中途半端な感じになります。わたしは、そう感じていました。でも、「無理」となるなかでも、なんとかなる方法があります。それが「ワンカール」です。

 毛先をくるんと巻くだけで、見た目の印象が和らぎます。混ざっている髪色も、髪質も、ワンカールの魔法で、ふわりとやさしく映るようになるのです。気になる部分が曖昧になるというのでしょうか、そのために必要なのが、ヘアアイロンです。

 わたしは、元々、髪がほぼストーレートなので、アイロンを使ったことがありませんでした。シャンプー後もドライヤーで乾かして終わり。グレイヘアの移行期に、はじめてヘアアイロンを購入しました。本当は、巻けるタイプのアイロンのほうがカールがしっかりつくのですが、扱いにコツがいるためストレートアイロンにしました。それでも、毛先だけのカールなので事足ります。サロンでの仕上がりのようにはいきませんが、やれば確実に変わります。

 はじめてのヘアアイロンでの毛先のワンカールは、サロンで教えてもらいました。とても若いスタッフの方に。

 聞くと10代のころからヘアアレンジがすきだったそう。「うまいですね」と言うと「日ごろからやっていますから」と。さらに「何事も練習が大事です」とも。

 そうです。やったことがないことは、練習が必要です。わたしは50代の終わりにヘアアイロンの使い方を練習しはじめました。

 毛先をワンカールする。これだけで2年近く、グレイヘアへの移行期をすごしました。髪が伸びてくれば、結ぶこともできます。アップにすることも。その場合も、毛先をカールしたほうがまとまりやすくなります。

 何かをやめるときは、何かをはじめるタイミングなのかもしれません。そうやってバランスをとっていく。人それぞれの方法、すごし方はありますが、自分に合いそうなものがあれば、「試してみる。教わる。練習する」。まずは、そこからスタートです。

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