真田広之が主演とエグゼクティブ・プロデューサーを務め、新登場の和忠役を「Snow Man」の目黒蓮がオーディションで掴んだことも話題のハリウッド製作ドラマ「SHOGUN 将軍」シーズン2の撮影が、カナダ・バンクーバーで進んでいる。
“日本人キャスト”が“日本語”で演じる「戦国武将のストーリー」に世界が熱狂。そんな前代未聞の成功を牽引したのが、製作総指揮であり脚本も手掛けたレイチェル・コンドウとジャスティン・マークス。実生活でもパートナーである2人に、CREA WEBが単独インタビュー。
シーズン1の意外なエピソード、盟友・真田広之への思い、そして元々は小説家であり、この作品で初めてエンターテインメントの世界に飛び込んだレイチェル・コンドウが、ワーク・ライフ・バランスに悩んでたどり着いた結論は、とても胸に響くものとなった。(全2回の2回目/1回目を読む)
“ベテラン遊女2”と“船乗りの死体”を演じたのは…
――色々なインタビューを受けてきたと思いますが、「SHOGUN 将軍」ファンのために、ぜひ今まで話したことのない、とっておきのエピソードを教えてもらえませんか?
コンドウ うちの犬が一瞬だけ出演してるんだけど、それじゃあ面白くないですよねえ……あ、思い出した! 私、遊女役でちらっと出演しているんですよ。
――ええ! どこにですか? 全然気づきませんでした!
マークス 遊郭のシーンで、ベテラン遊女その2、としてね(笑)。実はレイチェルはもう少し目立つ、ベテラン遊女その1を演じるはずだったんだけど、その役はもう一人のプロデューサー、エリコ(宮川絵里子)がやることになったんだ。
コンドウ 私が下手過ぎて、降格させられちゃった(笑)。
マークス だってエリコの方が、お辞儀が上手だったからね(笑)。これは本当にとっておきのエピソードですよ。
コンドウ しかも、エリコと私は遊女役にすごく一生懸命取り組んだのに、さらっと撮っただけで、結局、誰かさんが(ちらっと隣のジャスティンを見る)、私たちの出番のほとんどをカットしてしまったんです。だから私が出ていることに多くの人は気づかないと思います(笑)。
マークス だって僕はすごく公平なプロデューサーだから、自分にも他人にも厳しいんです。自分のことだって、演技が下手だったらカットするよ。実はエピソード1で、船乗りの死体役をやっているのは僕なんですよ。
コンドウ 踏んづけられている死体の手、あれは彼の手なんです(笑)。
文・撮影=石津文子
