『カーズ』『アナと雪の女王』のキャラクターも登場

『モンスターズ・インク』の人気者、青いモンスターのサリー。(C) Disney / Pixar
こちらも『モンスターズ・インク』に登場する一つ目モンスター、マイク・ワゾウスキ。(C) Disney / Pixar

 目の前をお馴染みのミッキ−の仲間や『モンスターズ・インク』『カーズ』『美女と野獣』『アナと雪の女王』など次々とキャラクターたちが乗った電飾の車(フロート)が通り、そのたびに歓声や拍手が巻き起こる。

『カーズ』を率いるのはライトニング・マックィーン。輝くスーツのダンサーが続く。(C) Disney / Pixar
とてもロマンチックな『美女と野獣』のフロート。
仮面舞踏会を思わせる『美女と野獣』のダンサーたち。
『アナと雪の女王』の人気者、オラフのフロート。

 そして、パレードの後にディズニーランド・パークの60周年の夜を締めくくるのは、華麗なる花火と共にプロジェクション・マッピングによる『ピーターパン』や『ジャングル・ブック』などのキャクラターたちが夜空に踊る「ディズニーランド・フォーエバー」。

 思わず胸が高鳴るような音楽は、オリジナルソング「リブ・ザ・マジック」と「キス・グッドナイト」。この2曲を紡ぎ出したのは、「小さな世界-イッツ・ア・スモールワールド」などの名曲を世に送り、映画『メリー・ポピンズ』ではアカデミー作曲賞を受賞したディズニーの伝説の作曲家、リチャード・シャーマンだ。

まばゆいばかりの花火とプロジェクション・マッピングにゲストの興奮も最高潮。

 最後の花火が上がり終わっても観客の興奮は冷めやらない。感激に満ちたイベントだった。ディズニーランドが60年にもわたり、人々に愛される理由、それはこの感激の共有だとつくづく思う。

2015.07.20(月)
文・撮影=小野アムスデン道子