スリランカの大都市コロンボのランドマーク的ホテル

44000平方メートルの広さを誇る瑞々しい緑のガーデンに包まれている。

 現在発売中の「CREA Traveller」2015年冬号で大特集したスリランカ。アーユルヴェーダ目当てに出かける女性が増えている模様。一度行くと、すぐにももう一度行きたいと思う“中毒性”のある国だ。

 今回は、雑誌では掲載できなかったラグジュアリーホテルを紹介しよう。スリランカの大都市コロンボの海岸沿いに立つ、「タージ サムドラ コロンボ」だ。

 タージグループの会長タタ氏が、スリランカで最も気に入った場所に建てたということで、ロケーションは抜群だ。目の前には、イギリス植民地時代に競馬場やゴルフ場として使われていた広大な緑地、ゴール・フェイス・グリーンを挟んでパノラミックなインド洋の絶景。ショッピングやナイトライフを楽しめる街の中心地までは徒歩圏内。名所の湖上に立つガンガラマーヤ寺院までも至近距離と、バカンスには最適だ。

 1年前に大規模な改装工事を終え、リニューアルオープンしたばかり。タージと言えば、多様でラグジュアリーな客室が特徴だ。プレジデンシャルスイート、通称タタスイートもこのたび、見事に刷新された。316平方メートルのスイートは最上階にあり、息を飲むほどに美しい海の眺望を満喫できる。リビングルーム、ボードルームと共に、10名まで収容できるダイニングスペース、プライベートなフィットネスエリアといったスパ施設までが備えられている。

広さ98平方メートルの「グランド・ラグジュアリー・スイート」にも大きなリビングが付いている。