◆近江米の水田

近江米は、滋賀県(近江国)で生産されるお米のこと。澄んだ空気や水、肥沃な土壌など、自然環境に恵まれた場所で育つため、おいしいと評判だ。
昔から「米どころ」として名を馳せる滋賀県では、各地で多くの水田を目にすることができる。
5月上旬に見られる田植え後の水田は、まるで大きな鏡のよう。水田にくっきりと雲が映り、昔から変わらない美しい風景に出会える。
近江米の水田(おうみまいのすいでん)
所在地 滋賀県東近江市
◆三大神社の藤棚

中山道と東海道が交わる要の地・草津市には藤の花で有名な神社が3カ所あり、あわせて「志那三郷の藤」と呼ばれている。
そのなかの一つ、三大神社には樹齢400年を超えるといわれる藤があり、花房が地面に擦れるほどの長さになることから「砂擦りの藤」とも称される。花房は約2メートルになることもあり、そよ風に揺れる様子がとても美しい。
志那三郷の藤に数えられる志那神社と惣社神社も徒歩10分ほどの場所にあるので、一緒に訪れてみてはいかが。
見ごろの時期:4月中旬~5月初旬
三大神社の藤棚(さんだいじんじゃのふじだな)
所在地 滋賀県草津市志那町309
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/161/
2025.03.30(日)
文=CREA編集部
協力=公益社団法人びわこビジターズビューロー企画広報部