人生が凝縮されている「ごめんなさい」
実行委員会で副委員長を務める徳久さんは「人はそれぞれ違った人生を歩みます。でも、直面する出来事や感情には似通った部分があります。ハガキに書かれた『ごめんなさい』に自分の人生を重ね合わせて共感するのはそのためです。誰もが経験する人生の一コマが描かれているからこそ、選者の心に響いて涙が出たり、思わず笑ったりしてしまうのです。対極の内容のハガキが入選するのは、どちらも人生の一部だからです」と説明する。
「ごめんなさい」を記したハガキには、人生が凝縮されているのかもしれない。
撮影=葉上太郎
2024.12.12(木)
文=葉上太郎