人生が凝縮されている「ごめんなさい」

 実行委員会で副委員長を務める徳久さんは「人はそれぞれ違った人生を歩みます。でも、直面する出来事や感情には似通った部分があります。ハガキに書かれた『ごめんなさい』に自分の人生を重ね合わせて共感するのはそのためです。誰もが経験する人生の一コマが描かれているからこそ、選者の心に響いて涙が出たり、思わず笑ったりしてしまうのです。対極の内容のハガキが入選するのは、どちらも人生の一部だからです」と説明する。

「ごめんなさい」を記したハガキには、人生が凝縮されているのかもしれない。

撮影=葉上太郎

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 第21回の応募は2024年11月30日まで(当日消印有効)。

 問い合わせは、現在の事務局が置かれている南国市観光協会

2024.12.12(木)
文=葉上太郎