平林さんが選んだお弁当 BEST3

<おいしそうだったお弁当>
下田知世さんの【ローストビーフのサンドイッチ弁当】

 イギリス南東部の港町サンドイッチの領主であったジョン・モンタギュー伯爵が、好きなカードゲームをしながら食事がとれるように、トーストした2枚のパンに牛肉のスライスを挟んだものを作らせたのがはじまり。ということで、何かしながらでも食べられるようにパンと肉でシンプルにつくったサンドイッチのお弁当。トーストしたパンに、マスタードとマヨネーズを塗り、厚切りのローストビーフを挟んだ。付け合わせには、ビーツ、紫芋で色をつけ、ユニオンジャックの色を表現した3色のマッシュポテトを添えた。

<印象的だったお弁当>
遠山さんも選んだ、大谷尚史さんの【箱庭弁当】

<イギリス的なお弁当>
コニシマリさんの【牛もも肉の黒ビール煮弁当】

 英国料理についてネットで調べたら、とにかく「煮る」「油で煮る」と書いてあったことから、油=お肉を煮込んだお弁当。牛もも肉に塩をして、コンソメとブーケガルニを入れて煮たのち、ギネスビールを1缶入れて煮込み、水分が半分になったところで、マッシュルームと玉ねぎを炒めたものと栗を入れてさらに煮込んだ。寒い時期、温かいまま食べられるように保温容器に入れ、食べるときに食器に移す。クリームチーズが入ったライ麦と黒ビールのパンに、トマトとオニオンを塩・こしょうでソテーしたものと一緒にのせて食べる。

【平林さんのコメント】

 下田さんのサンドイッチは、シンプルにローストビーフだけで、見た目にもきれいでした。本当においしそうで、食べたいと思っていたんですが、人気があってすぐになくなってしまい、食べられなかった悔しさも込めて選びました。

 大谷さんのお弁当は、とにかくビジュアルがすごかった。とても不思議な見た目だったけれど、実際に食べたらおいしかったので驚きました。

 コニシさんのお弁当は、バラで持っていって、食べるときに合わせるスタイルがいいなと思ったのと、とにかくおいしそうだったのが決め手です。

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2013.12.04(水)