日本人が忘れがち!? 久しぶりの海外旅。ハワイで気をつけたいルールを復習

#7:ビーチや公園など公共の場でお酒は飲めません

 ついついビーチで飲みたくなるけれど、ハワイでは法律違反です。

 また購入の際には必ずID提示を求められたり、コンビニやドラッグストアでも深夜12時以降はお酒が買えなかったり、飲酒事情は日本よりも厳しめなのでご注意を。

 ちなみにハワイで飲酒ができるのは21歳以上。日本では「お酒は20歳から」が常識ですが、1歳違うということも知っておきましょう。

#8:危ないだけじゃない、ジェイウォークや歩きスマホ!

 横断歩道以外の場所で車道を横断することを、英語でJAYWALKといいますが、実はハワイでは罰金対象となるれっきとした違反行為。

 また道路横断中にスマホをチェックしたり、横断歩道で写真撮影したりするのも法律で禁止されています。

 厳しいようですが、これらは車から身を守るための優しい交通ルール。日本と違うことを意識してしっかり守りましょう。

#9:9歳未満の子どもをひとりぼっちにさせないで

 オハナ(家族)に優しいハワイ州では、9歳未満の子どもを車内に5分以上放置することは法律で禁止されており、発覚した場合は罰金の対象となります。

 またアメリカの習慣では、少しの間でも子どもをホテルの部屋に残して買い物に出かけたり、フードコートに残してトイレに行ったりするのも一般的でないため、日本にいる感覚で行動しないよう気をつけましょう。

#10:サービスを受けたらチップを用意しましょう

 ハワイでサービス業に従事している人にとっては、チップも収入の一部。

 サービスの満足度に応じて支払えばよいとされていますが、例えばレストランでは15%~が一般的。最近の傾向だと、高級レストランでは20%が相場とも言われています。

 財布に小額紙幣を多めに用意しつつ、カード請求の際にもチップ欄への記入を忘れないようにしましょう。

●教えてくれたのは……
伊澤 慶一[トラベルエディター]

雑誌のハワイ特集や観光局の小冊子制作、動画のディレクションなど幅広くハワイの魅力を発信している。著書に『最高のハワイの過ごし方』。

Column

CREA Traveller

文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。

2023.02.06(月)
文=伊澤慶一
イラスト=横山 雄

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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