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ついに発表! 河合さんの“推しクラフトビール”は?

 どれもこれも「おいしい~」と感激していた河合さんだったが、お気に入りとなった1本を選んでもらうことに。

 「え~、わあ! どうしよう」と真剣に悩み、5本目に飲んだサワーエール、ドゥシャス デ ブルゴーニュに決めた。

 「濃い味のビールは苦手なのかと思っていたけど、酸っぱい味わいが自分の好みに合っていて、すごくおいしかったです。発見でした。同じサワーエールのハーヴェストスウーンとすごく悩みましたが、こっちの1本に。これは、買って帰ります(笑)。こうやって飲み比べをして、新しい味を知れたりするのは、すごく素敵ですね」と、すっかりクラフトビールにハマった様子。

 撮影終了後には「本当にこちらで買って帰ってもいいですか?」と清水さんに確認しつつ、カゴを手にじっくりとお買い物。「どんな味なのかを聞いてから買うのもいいですけど、インスピレーションを働かせるジャケ買いも楽しい」と、お気に入りのドゥシャス デ ブルゴーニュをはじめ、「家で1本ずつしっかり飲む用」として3本、笑顔でお買い上げ。

 お酒を飲むと、どこか心もゆるんでくる。そんな心地よい時間を友達や気の置けない仲間と過ごすことも、河合さんにとっては大事な時間だ。

「私、お酒を飲んで豹変することはないんですけど、どうやら1個1個のリアクションが大きくなるみたいなんです。すっごく笑ったり、普段言わないようにしていることを言うときがある」。

 “言わないようにしていること”とは、決してネガティブな意味ではない。ポジティブでいい時間となるお酒の飲み方こそが、河合さんの信条だ。

「普段だったら恥ずかしくて言えないこと……“あなたのこういうところ、すごくいいと思う、好き”とか、“こういう人だよね、めっちゃいいよね”みたいなことを、お酒の席だと言えちゃうんですよね。しらふのときに言えばいいのに、という感じですけど(笑)、普段なかなか言えないことが言えることは、お酒のおかげなのかもしれないです」。

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河合優実(かわい・ゆうみ)

2000 年生まれ。東京都出身。2019 年デビュー後、数々の新人賞を受賞。2022年は第14回TAMA映画賞<最優秀新進女優賞>、第35回日刊スポーツ映画大賞<新人賞>、第44回ヨコハマ映画祭<助演女優賞>を受賞。主な出演作に「サマーフィルムにのって」、「由宇子の天秤」、「ちょっと思い出しただけ」、「愛なのに」、「女子高生に殺されたい」、「冬薔薇」、「PLAN 75」、「百花」、「線は、僕を描く」、「ある男」など。公開待機作に「ひとりぼっちじゃない」(2023年3月10日公開)などがある。

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2023.02.22(水)
Text=Kyoko Akayama
Photographs=Miki Fukano
Hair & make-up=Aya Murakami
Styling=Tatsuya Yoshida