◆五島うどん／虎屋、中本製麺
日本三大うどんのひとつ、五島うどん。椿油を使っているのでつるつる、しこしこ。細麺にもかかわらずしっかりコシがあるのが特徴です。遣唐使の時代から愛され続ける五島うどんは、変わらぬ手延べの技でつくられているからこそのおいしさがあります。
アゴ(トビウオ)出汁のつゆで食べるのが定番ですが、特に「地獄炊き」は上五島の伝統料理。ぐつぐつと煮えているうどんを、生卵とアゴ出汁に絡めながらいただきます。
安達さんのおすすめはふたつ。
「どちらも、厳選された小麦と地元の椿油、塩で仕上げる手延べうどん。つるつるといくらでもいただけます。
アゴを使った出汁がついていると、五島らしさがさらに出ます。島外の方はぜひ、アゴ出汁付きを！」(安達さん)
1：虎屋
椿と海と麺、まさに五島をモチーフにしたパッケージもかわいく、お土産として大人気です。美しい海のすぐ近くで、風に吹かれながらうどんと海塩を製造しています。
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虎屋
2：中本製麺
上五島で頑固な製法を守る製麺所。福江島の工場には、うどん茶屋「おっどん亭」が隣接し、できたてのうどんをさまざまなスタイルで食べることができます。
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五島うどん本舗(中本製麺)
2022.10.28(金)
文＝CREA編集部
