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 フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?

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10月10日の花は「ムラサキシキブ」

 駄菓子の「ミンツ」のような小さな紫の実が、重なるようにつくムラサキシキブ。

 かつては紫重実(ムラサキシキミ)と呼ばれていましたが、いつしか平安時代の作家「紫式部」の名で呼ばれるようになったと言われます。

 流れるような枝の曲線は女性のたおやかさを思わせ、華美すぎない控えめな紫色は、どこか日本的な美の雰囲気を醸し出しています。

 古くから日本に自生する植物ですので、「秋のけはひ入りたつままに」の出だしで始まる『紫式部日記』の筆を執った彼女の目にも綺麗に色づき始めたムラサキシキブが映っていたかもしれません。

 造形に流れがある花器と合わせると、花器から枝へと流れが続いて一体感のある生け方ができます。

【ムラサキシキブの花言葉】上品、聡明、知性、賢さ、愛され上手
【ムラサキシキブが誕生花の人】10月16日、10月17日、11月5日、11月6日、11月12日生まれ

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佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

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フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。花にまつわるトピックスや飾り方などもあわせて紹介します。今日は、花を飾ってみませんか?

 

2022.10.10(月)
文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌