「リーディングホテルズ」で
まるで映画のような滞在を

映画にちなんだイタリア限定宿泊プランを発売中

コンコルド広場に面した「ホテル・ド・クリヨン」を去るイレーネ。が、この後乗ったタクシーをすぐにUターンさせホテルへと舞い戻り、総支配人に覆面調査の結果を厳しく突きつけるのだった……

 日々、数々の華麗なるラグジュアリーホテルを泊まり歩く彼女だが、自宅へと戻り、ふと我に返れば、内なる孤独と向き合うことになる。十数年前に別れながらも親友としての付き合いが続く元恋人、そして愛してやまぬ幼い2人の姪っ子……、友人や親族との交友は仕事の疲れを癒やしてくれるものの、乾いた心を完全に満たしてくれはしない。そんな彼女が、物語の最後に下した意外な決断とは？

 これは、仕事や恋に悩むCREA世代の女性読者なら、深くシンパシーを感じること間違いなしの一本なのだ。

 劇中には、リーディングホテルズに加盟する以下7軒のホテルが登場する。イタリアの「フォンテヴェルデ タスカン リゾート＆スパ」「ボルゴ エグナツィア」、フランスの「ホテル ド クリヨン」、モロッコの「パレ・ナマスカ」、スイスの「グシュタード パレス」、ドイツの「ホテル アドロン ケンピンスキー」、そして中国の「ザ プリ ホテル＆スパ」。これら、世界に冠たる錚々たる一流ホテルの偉容を堪能することができるのも、この映画の大きな魅力である。

ベルリンのブランデンブルク門に隣接する「ホテル アドロン ケンピンスキー」にて。イレーネは、スタッフの一挙手一投足から目を離さない。ひょっとして、ホテルからしてみれば招かれざる客？

 残念ながら、現在のところ日本公開の予定はない本作だが、去る5月16日、「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」にて、特別に一夜限りのプレミアム上映会が行われた。ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド社長兼CEOのセオドール・テン氏も臨席したこのエクスクルーシヴなイベントに招かれたのは、リーディングホテルズをこよなく愛し、頻繁に利用するジェットセッター、そして、メディアやツーリズムの業界関係者。貴重な映画鑑賞の機会と、それに続いて森タワー51階で催されたカクテルレセプションを、誰もが心から満喫していた模様である。

 現在、リーディングホテルズでは、この映画にちなんだイタリア限定宿泊プラン「ヴィアッジョ・ソラ」を発売している。これは、女性ゲストが素晴らしいイタリアの休日を楽しむためのプラン。一人旅、そして母親や友人など、女性同士の旅が対象となる。30軒を超えるホテルが参加するこのプランでは、朝食、特製バスアメニティ、サプライズギフトの特典提供に加え、スパトリートメントやクッキングレッスン、メイクアップレッスンやショッピングなどの体験を楽しむことができる。

 映画みたいに素敵な旅を、存分に味わいたい。