【7月10日、11日】週末何しよう？
翌週が楽しくなる週末の過ごし方5選

③天気は上々散歩にと、東京の街を訪のうた

すべての写真を見る

　2021年7月1日、東京が少し変わったことに気づいた人はどれぐらいいるでしょうか。

　実はこの日から『パビリオン・トウキョウ2021』と題して、東京の街に9つのパビリオンが忽然と表れていたのです。参加したアーティストは藤森照信、妹島和世、藤本壮介、平田晃久、石上純也、藤原徹平、会田誠、草間彌生、そして特別参加の真鍋大度＋Rhizomatiksの9組。

　新国立競技場を中心にして設置された9つの建物やオブジェにはアーティストたちの未来への願いが込められています。

　人が生きていく中で、刻一刻と変化している東京。しかし、漫然と生活をしている中で、いつしかその変化に鈍感になっていくのも実際のところです。季節の移ろいに思いを馳せることもなく、忙しい日々の中、職場と家を行ったり来たり。ましてやこのコロナ禍の中、外へ出かけることも少なくなり、実感の伴わない大きなうねりの中、落ち着かない日常が続いています。

　そんな中、突如として出没した9つのパビリオンは不思議であり、純粋なサプライズを私たちにもたらしてくれます。「東京は生きている」、そして「世界は変化している」と。そのシンプルな体験とともにアーティストが込めた作品への思いに目を向けることで、きっと何かが見えてくるでしょう。

　開催中の67日間、「生きている世界」を実感しに、東京をそぞろ歩いてみるのはいかが？

④ネクライトーキー

　一発でハマる。なんだろうこの疾走感。

　2017年にギターの朝日が中心となり、もっさ(ボーカル)、藤田(ベース)、カズマ・タケイ(ドラム)により結成。2019年3月に中村郁香(キーボード)が加入した5人組バンド「ネクライトーキー」を初めて聞いた時「あーヤバイ、長い付き合いになりそうだ」と思いました。

　そして、この5月に発売されたサードアルバム『FREAK』。まさにフリークになる出来でした。デッドヘッズ並みにライブについて回りたい。ポップではあるけどイカレてる感じで、沼感が凄いです。何回も繰り返し聞いています。

　そんなネクライトーキーですが、アルバムのリリースを記念して全国ツアーを開催中です。たぶんもうこのツアーを終えた頃には大ブレイクしてしまっているはずなので、最初からファンだったよ、とドヤ顔するなら限界ギリギリのタイミングです！　聴くなら今です。

「はよファズ踏めや」とか「豪徳寺ラプソディ」とか「誰が為にCHAKAPOCOは鳴る」とかとか。気持ちが上がる曲が満載です。気分は“元気への疾走”という感じ。おススメです。

⑤夏はやっぱりかき氷

　今年は梅雨入りが遅く、そして長く、スッキリしない天気が続いています。梅雨明けの予想は7月15日前後、暦の上でも7月22日に大暑を迎え、そこまでくると夏本番、という感じですね。

　夏といえば、やっぱりかき氷。小さい頃は、夏祭りの夜店だったり、家にもかき氷機が置いてあったり。なんだかしょっちゅう食べていた気がするかき氷ですが、上京してひとり暮らしを始めてからは、なんだか食べる機会も減ってしまった気がします。外で食べようにも甘味処やお洒落なお店が多く、なんだか距離を感じておりました。

　でも、今こうしてCREA編集部に配属になったので、勇気を出して久しぶりに食べてみました。うん、やっぱり夏はかき氷ですね！

　今回伺ったのは「銀座のジンジャー」。ふんわりとした口当たり、そして濃厚なんだけどさっぱりとした食感。頭が冴えますね。一度天然氷のかき氷というのも食べてみたい。

　ところで、僕が大好きな漫画『美味しんぼ』では「スイ」という、砂糖水をかけただけのかき氷が紹介されていましたが、果たしてそれは美味しいんですかね、、、あとお店で食べられるところはあるんでしょうか。気になります。

2021.07.08(木)
文＝CREA編集部