大分県竹田発の新しいイタリアン
地元の食材と魅力が詰まった名店

　今、クラフト好きの視線を集めている大分県・竹田市。

　クリエイターや職人の移住を積極的に支援しているためだ。クリエイター同士の繋がりも生まれその化学反応にも注目したい。

　竹田の注目のクリエイターやおいしいものを13回にわたりご紹介。今回は竹田の食材と魅力が詰まった、人と人との縁から生まれる新しいイタリアンレストラン「Osteria e Bar RecaＤ」を紹介します。

新しい“街角”から紡がれる縁と、美味しさ

◆Kana's kitchen at Osteria e Bar RecaD(カナズキッチン アット オステリア エ リカド)

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　城下町にあるカジュアルなイタリアンは東京から戻った竹田出身のオーナーシェフが開いたお店。

　現在は、オーナーが別業態をスタートさせるため、移住ほやほやの料理人・松岡可奈さんが腕を振るうことに。

　松岡さんは竹田の食材のポテンシャルに惹かれ、休みには産地を巡って農家を訪ね、湧き水を飲み比べ、地元の魅力を料理で伝える努力を惜しまない。

　そんな姿に早くも多くのファンを獲得し、お客さんとも食材とも出合いが広がっている。

　まだ始まったばかりだが、新しい視点から見る竹田発のイタリアンを応援したい。

Photogaraphs＝Atsushi Hashimoto