今、クラフト好きの視線を集めている大分県・竹田市。
クリエイターや職人の移住を積極的に支援しているためだ。クリエイター同士の繋がりも生まれその化学反応にも注目したい。
竹田の注目のクリエイターやおいしいものを13回にわたりご紹介。今回は竹田市を代表するフランス料理店「Bistro & Cucina Champi」。地元の食材と器が楽しめる地産地消の名店です。
地元の食材と器で楽しむフランス料理
◆Bistro & Cucina Champi(ビストロ&クッチーナ シャンピ)
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竹田を代表するフランス料理店。オーナーシェフの松竹祐介さんは、久住高原のペンションを実家に持つ生粋の竹田っ子だ。
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フランスでも修業を積み、大分や竹田の食材を存分に使った地産地消の料理には遠方から足を運ぶファンも多い。
右:菜の花のムース。トッピングのイクラと高久敏士さんの皿の色鮮やかな朱色が繫がる。
しかし、こちらの“地産地消”はそれだけではない。地元が誇る作家たちの作品が惜しげもなく使われる器遣いもまた、ここでの楽しみの一部なのだ。
右:佐伯の大入島オイスターに泡のビネガーをのせて。乳白色の器は小石原焼。まったりとした透明感が美しい。
同じ地元を持つ器と料理は、“一皿”としてしっくりとなじみ、ますます美味しそうに映える。
左:椎茸のポタージュ。
器は阿蘇坊窯の山下太さん作。火山灰の粘土を使った力強い世界観がシェフのお気に入り。
器の使い方のアイディアや色合わせは、旅で購入した器遣いのヒントにもなり、地元の器をこよなく愛するシェフとのトークが弾むこと必至。
右:デザートはサフランのパンナコッタ。大分産のキウイ、ガトーショコラ、麴のゼリー添え。器は竹田出身・甲斐哲哉さんのもの。すべて8,800円のコース(要予約)から。
買い物旅のアクセントにぴったりの、レストランでの夜を。
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Bistro & Cucina Champi(ビストロ&クッチーナ シャンピ)
所在地 大分県竹田市竹田町416
電話番号 0974-63-1553
営業時間 11:30~13:30 L.O.、18:00~19:30 L.O.
定休日 火・水曜
https://champi.on.omisenomikata.jp/
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Photogaraphs=Atsushi Hashimoto