生まれ変わったレストランで
贅沢ディナーを堪能する

 次にご紹介するのは、「ウェスティン都ホテル京都」に新たに誕生したレストランとバー。しっとりとラグジュアリーな夜を過ごせる隠れ家が、京都の思い出に彩りを添える。

ドミニク・ブシェ氏監修
高級フレンチ&鉄板焼き

 フランス・パリでミシュラン1つ星、東京で2つ星を獲得しているフランス人シェフ、ドミニク・ブシェ氏監修による高級フレンチレストランと鉄板焼きレストランの2つからなる「Dominique Bouchet Kyoto(ドミニク・ブシェ キョート)」がオープンし、ホテルラバーはもちろん、食通たちの間でも話題になっている。

 長い歴史を持つ「都ホテル」の伝統のフランス料理を、さらにブラッシュアップしたメインダイニング、フレンチレストラン「Le RESTAURANT」では、見た目にも美しい料理の数々と、約300種類の中からソムリエが食事に合わせたワインを提案。最上級のマリアージュが堪能できる。

 星付きレストランで長年の経験を持つ、ドミニク氏の味が楽しめるのは京都ではここだけなので、記念日ディナーにもおすすめの1軒だ。

 そして「Le Teppanyaki」は、これまでの概念を覆すようなサプライズに満ちている、ドミニク・ブシェ氏が初めて監修する鉄板焼きレストランだ。

 個室風の店内で供されるランチ、ディナーはともにコース仕立てで、さらにリクエストすればフレンチレストランのようにソムリエがワインをセレクトしてくれる。

 ブランド牛や京野菜など、素材にもこだわった鉄板焼きは至高のメニュー揃い。

ジャズの生演奏が流れるバーで
オリジナルカクテルを

 ディナーを楽しんだあとや、しっとりと京都の夜を満喫したい、ひとりで静かに飲みたい気分……。どんなシチュエーションでも、ゲストを心地よくさせてくれるバー「麓座(ろくざ)」にも、ぜひ足を運びたい。

 グリーンを基調にした落ち着いた佇まいの店内は、カウンター席、テーブル席、そしてシャンパンラウンジで構成されている。

 メインフロアではジャズの生演奏が流れ、シックな雰囲気の中で種類豊富なお酒が楽しめる。フードメニューも充実しているので、小腹を満たすにもいい。

 また、シャンパンラウンジでは常時100種類もの銘柄をラインアップ。珍しいシャンパンを目当てに訪れるゲストも数多いという。

取材・文=立花奈緒(ブレーンシップ)
撮影=志水 隆