今年2020年、創業130年を迎える京都を代表するホテル「ウェスティン都ホテル京都」。

 東山の高台に立つホテルからは、古都の街並みと美しい四季折々の自然を見渡すことができ、特に春の桜、秋の紅葉の時期は絶景が堪能できる。

ホテル敷地内の名園「佳水園庭園」と一体化した、昭和の名建築といわれる数寄屋風別館「佳水園」の客室は、2020年春頃にリニューアルオープン予定。敷地内で堀削された温泉が引かれる、特別仕様のこちらは全12室。

 そんな「ウェスティン都ホテル京都」が、これまでに築いてきた歴史と伝統を受け継ぎつつ、大規模リニューアル。

 新たな時代にふさわしい、ワンランク上のラグジュアリーホテルに生まれ変わった。


待望のリニューアルの全貌を公開
注目すべき3つのポイント

大正ロマンとモダンさを融合
ゆったりと寛げるゲストルーム

 今回のリニューアルで、従来の客室2室分を1室にするなどして、一つひとつの部屋の広さを確保した。これはなんとも斬新、かつうれしい進化だ。

従来の客室2室分を1室にした好例であるジュニアスイート(平安京ビュー)。ゆったりしたソファセットのほかに執務デスクを配する配慮も。

 多彩なタイプの客室が用意されているが、館内および客室のデザインに共通するコンセプトは“Queen of Elegance”。

 昭和建築界の巨匠・村野藤吾氏が創り上げた優美で女性的なデザインを継承しつつ、大正ロマンのモダンなニュアンスが感じられる空間に。

 デザインへのこだわりはもちろんのこと、最新設備の数々が整えられており、快適なステイを実現してくれる。

計5つのレストラン&バーが
装いも新たにデビュー!

三条通りに面したオールデイダイニング「洛空(らくう)」。大きな窓から、京都市街地、東山の山並みを一望できる。

 リニューアルによって充実度を増した、バラエティ豊かな飲食施設も注目したいポイントだ。

 オールデイダイニング「洛空(らくう)」をはじめ、ティーラウンジ、生演奏のジャズでしっとりとした夜を過ごせるバーが、昨年2019年11月に先行オープンしている。

 さらに同年12月には、ミシュランの星を持つフランス人シェフ、ドミニク・ブシェ氏が監修する、フランチレストランと鉄板焼きレストランがオープン。ここでしか味わえない絶品料理と厳選されたワインのマリアージュが、京都の旅をより思い出深いものにしてくれること請け合い。

南禅寺の水路閣をイメージした
温泉スパ施設が年内オープン予定

ホテル敷地内で掘削した天然温泉を引いたスパ施設は、2020年内にオープン予定。写真は、華頂山に続く庭園とひと続きになるような眺望を堪能できる、半露天風呂のイメージ。

 庭園と一体化したような美しい眺望を誇る温泉が、今年2020年内に新設される予定だということも特筆に値する。

 デザインのイメージは、ホテルから徒歩15分ほどの場所にある京都の名刹「南禅寺」の水路閣。

 そんな温泉を中心とする、総面積約1,000平米のスパ施設にはジムを併設。

 すでに営業中のエステサロン「ソティス ウェスティン都ホテル京都」も同フロアにあるため、大人のためのリラクゼーションを極めた大型施設となりそうだ。

取材・文=立花奈緒(ブレーンシップ)
撮影=志水 隆