ホテル敷地内の名園「佳水園庭園」と一体化した、昭和の名建築といわれる数寄屋風別館「佳水園」の客室は、2020年春にリニューアルオープン予定。自家源泉の温泉が引かれる、特別仕様のこちらは全12室。 従来の客室2室分を1室にした好例であるジュニアスイート(平安京ビュー)。ゆったりしたソファセットのほかに執務デスクを配する配慮も新しい。 三条通に面したオールデイダイニング「洛空(らくう)」。大きな窓から、京都市街地、東山の山並みを一望できる。 ホテル敷地内で掘削した天然温泉を引いたスパ施設は、2020年内にオープン予定。写真は、華頂山に続く庭園とひと続きになるような眺望を堪能できる、半露天風呂のイメージ。 2階から見下ろすと、ロビーエントランスの圧巻の光景に目を奪われる。 デラックスツインの一例。客室デザインの特徴である、曲線美にも注目したい。 エステサロン「ソティス ウェスティン都ホテル京都」のトリートメントルーム。写真は、ペアルーム。 エステに鍼灸などを組み合わせたメニューを提供するのは、“ウェスティン”などのホテルブランドを擁する“マリオット”グループ初の試み。新メニューのヘッドスパは、2020年4月からスタート予定。 左:フレンチレストラン「Le RESTAURANT」より、温前菜のスペシャリテ「オマールブルーのパルマンティエ」。 右:複雑な味わいと食感が楽しめる大人のためのデザート「ドーム・ド・ショコラ」。 職人技が冴える、絶妙な素材の焼き加減と、ドミニク氏監修だからこその繊細な盛り付けが見事にマッチする。写真右はディナーコース料理からの例。4種のオリジナルソースが添えられた「京都産の牛肉サーロイン」と、前菜「京野菜を織り交ぜた野菜のシンフォニー」。 バー「麓座(ろくざ)」のカウンター席。右手に見えるひょうたん型の窓が印象的なボトル棚は、以前のバーから移設したもの。洗練されたインテリアにも注目したい。 写真左は、ホテル130周年オリジナルカクテル「麓座(ろくざ)」。国産クラフトジンに抹茶リキュールや柑橘類を合わせた1杯。写真左は月替わりの季節のおすすめカクテルより、ブランドいちご“京しずく”を贅沢に使った「京の雫とシャンパン」。 オールデイダイニング「洛空(らくう)」は、東山の街並みを一望できるブッフェレストラン。ブッフェカウンターには、和洋中のメニューがずらりと並ぶ。メニューは時間帯によって変わるが、こだわりのお米とお漬物はいつでもいただける。 ライブキッチンでは、作り立ての料理が供される。朝・昼・晩、季節によってメニューが異なるので、何度でもリピートしたくなる。またポーションが小さめなので、全メニューを食べ尽くしたくなること間違いなし! 2020年3月より、オールデイダイニング「洛空(らくう)」にてアフタヌーンティーの提供もスタート(1日20食限定)。写真は、3月15日(日)までの「いちごアフタヌーンティー」4,000円(税・サ別)。季節ごとにメニューが替わり、次回は桜にちなんだものになる予定。 ティーラウンジ「MAYFAIR」より、いちごのムースにミルクゼリーとフレッシュいちごを合わせた「フレーズドーム」(写真左)、グラッセ、ムース、クリームとマロン尽くしの「マロン」(ともに700円/税・サ別)。 厳選素材を使用してパティシエが作り上げた「カステラ」は、プレーンと抹茶の2種類(ハーフ 2,800円/税・サ別)。 「ウェスティン都ホテル京都」の象徴ともいえる宴会場「葵殿」。葵祭、祇園祭、時代祭の各行列をかたどったステンドグラスが、三方の欄間に絵巻風にはめ込まれているのが印象的だ。「葵殿」の南側の窓の外に広がる、京都市文化財(名勝)登録の回遊式庭園の「葵殿庭園」は、誰でも自由に散策が可能。 記事を読む