大航海時代にポルトガルからマカオへ至る各地の食材、スパイス、調理法を見事に融合させて誕生したのがマカオ料理だ。極東の地で育まれた独特の食文化を味わいたい!


世代を超えて愛される
創業100年以上を誇る老舗

クラシカルな雰囲気。

 かつてマカオ屈指の歓楽街として栄えた場所で、現在は赤い格子窓の建物が細い路地の両側に並ぶレトロな中国風の街並みで観光名所となった福隆新街に店を構える、1903年創業という老舗のマカオ料理レストラン。

 現在は3代目、4代目が継承している。

左上から時計回りに、タラとジャガイモのコロッケ 118パタカ、エビのガーリックグリル 280パタカ、カレーソースでカニを煮たカレークラブは時価(取材時は530パタカ)。

 カレークラブやアフリカンチキンに代表されるマカオ料理は、ポルトガル料理をベースに独特の発展を遂げ、2017年にはユネスコの食文化創造都市に登録されたほど。

 こちらではそれら定番メニューの数々をフルラインナップ。

ひんやりしたセラデューラ 58パタカ。

 地元の人にマカオ料理の名店を尋ねれば、真っ先にここが挙がる。

 代々のオリジナルレシピと誇りを受け継ぎ、昔と変わらない味とサービス品質を守り続け、創業当時から世代を超えて通い続けるという地元マカオや香港からの常連客に愛されている。

佛笑樓餐廳(Restaurante Fat Siu Lau)

所在地 No.64, Rua da Felicidade, Macau
電話番号 853-2857 3580
営業時間 11:30~22:30
定休日 無休
http://www.fatsiulau.com.mo/

※1パタカ≒13.1円(2019年8月現在)

Feature

大航海時代のポルトガル風味!
マカオで完成された料理&スイーツ

Text=Yujin Katsube
Photo=Takashi Shimizu
Cooperation=Macao Government Tourism Office

この記事の掲載号

香港・マカオ

CREA Traveller 2019年秋号

新しさと懐かしさと
香港・マカオ

定価1,350円 (税込)

詳しくは
こちらへ

CREA Traveller 2019年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在は異なる場合があります。